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徳島横断失敗の旅(2006年8月9日〜10日)


 はじめに
 年に1度は四国に行かないと気が済まないようです笑。四国という地はなぜかほっとできるんですよね。ローカル線の雰囲気が充満していて乗っていても落ち着くんでしょうか。
 しかし、今年には行ってから四国に上陸したことは1度もありません。僕にとって旅行シーズンはだいたい夏に終わるのでこのままでは四国に上陸することがないままシーズンオフを迎えてしまいます。
 それではいけないということでJR線乗りつぶしの旅として、鳴門線・徳島線を行き、大歩危峡&温泉を楽しむことにしました。
 ジャンボフェリーの初座席で
 行きはいつものように神戸〜高松のジャンボフェリー夜行便。0:30発なのでかなりのんびりしてから家を出ることになります。しかし、のんびりしすぎてバスを逃してしまい、駅まで歩くハメに。。。

 三ノ宮駅に到着後、まっすぐに神戸港に向かいました。時間がないんです笑。
 出航30分前に到着し、乗り場に向かいましてはあんまり並んでいなかったです。後になって並ぶ人が多かったのですが。。。到着は10分ほど遅れ、乗り込みましてはボックス席へ。夜行便だから横になって寝たほうがいいと思いますが、今夜は試しで座席で向かってみたかったんです。出航時間はさらに遅れて高松に向かいました。

 船内は消灯しませんので、明るいまま静かな船内でした。僕は何度か寝ようと思いましたが、いずれもすぐに目が覚めてしまい。そのたびに船内を散策したり、甲板に出て風に当たったりしました。3時間40分という航海時間の短さの特徴とでも言うんでしょうか、寝るには短すぎるからか寝ることはなく起きている人は非常に多かったです。
 生暖かい潮風の、雲ひとつない空にはキラキラと光る星たち。それらがファンネルからの熱気でユラユラとそれがまた印象的でした。

 結局出航時間の遅れは取り戻せないまま、25分ほど遅れて高松に到着しました。この時点でため息ついた人も多かったと思います。というのも、松山行きの普通電車は4:58に発車しますので、定刻だったら余裕で間に合ったはずが乗れなかったんですからね。「四国九州横断旅行」の際は、始発から乗って宇和島駅に14時半すぎに到着できたのですが、今回みたいに遅れていたら気が気でなかったでしょう。

 朝の早い夏言えども、高松駅に着いたときはまだ真っ暗でした。コンビニで朝食を調達し、赤く染まって徐々に明けて行く空を見ながら高松港ですませました。
今日も頑張るぞ!
 乗りつぶしへ
 高松発徳島行きの始発電車である5:42が近づいてきましたので高松駅に向かいました。当然ながらというのかわかりませんが、誰も乗っていませんでした。そして発車・・・・間もなく眠りについてしまいました笑。やっぱり座席では寝不足になったんでしょう。いつの間にか乗客は増え続け、鳴門線への乗換駅である池谷駅ではもう立っている人がたくさんいたくらいでした。

 さて、7:35に着いた池谷駅は普通の田舎駅な雰囲気でした。駅前は特に、、、クラブ活動の中学生たちがホームに大勢集まっていて、徳島へ鳴門へと散って行きました。僕も7:50の便にて鳴門駅へ。車内は賑やかでした。このまま終点まで行くんかなと思ったら、阿波大谷駅で学生はほとんど降りて行きましたので、8:07着の鳴門駅に降り立ったのはわずかでした。

 さて鳴門駅周辺。。。何もない。。。鳴門といえばうずしおなんですが、ここからバスで20分ほど離れた場所にあります。つまり市街地ということですけれども、観光するものはひとつもなかったです。そのまま折り返し便で徳島に向かえばよかったなと思いつつ、9:00に鳴門駅を後にしました。9:40に徳島駅の1駅前である佐古駅にて徳島線への乗り換えです。高架駅になっているのが驚きでした。
池谷駅 鳴門駅
 佐古駅より徳島線へ。吉野川沿いをさかのぼっていくわけで、「よしの川ブルーライン」という愛称名がついています。

 10:42に穴吹駅に到着し、途中下車しました。ここから「うだつの町並み」まで歩いていくことにしました。穴吹駅を出るのは12:00です。吉野川を長い橋で渡って、川沿いに歩いて行きましたがなかなか見えない。。。気温は上昇し、暑さもかなりのもの。。。それでも町並みらしい町並みはなかなか見えず、30分ほど歩いて見えた近くのコンビニに駆け込んで地図で現在地を確認してみました。「げっまだ半分。。。」それもそのはず帰ってから時刻表でバスを確かめたら穴吹駅から脇町まで7分。しかも、僕が穴吹駅に到着した時点での接続バスはなし。。。これは失敗だな。。。
 実は徳島線を行くことは決まってもどこで観光するかは決まっていませんでした。なので行き当たりばったりの旅をしようと思い、また、うだつの町並みという知識がありましたので、とりあえず穴吹駅で降りてみた次第です。このまま向かうとこの後の予定が狂ってしまいますので、穴吹駅に戻ります。そういうことで観光らしい観光はなかったのですが、穴吹の渡しと駅前にうだつのある家を見られたのが救いでした。
穴吹渡し跡の碑 風情を残すかのようにぽつんと小舟が・・・
“うだつ”のある家 “うだつの街”というのは全国に存在するそう
 12:00に穴吹駅を発車し、座れないまま12:45に阿波池田駅に到着して徳島線は完乗しました。ここでやっと昼食を取れます。駅となりにある食堂にて「祖谷そば定食」を頼んでみました。祖谷そばはつなぎを利用していないのが特徴だそうで、食べてみると麺が短くて柔らかかったです。
650円でした
 大歩危へ
 13:34発に乗りましては高知方面へ。次の目的地は大歩危と温泉です。14:05に大歩危駅に着きましては目の前に大歩危峡があります。これも吉野川ですが中流と下流とでは全く違ってここはもう峡谷です。様々な表情をした岩が川一帯に広がっていました。
 大歩危駅ですがここからかずら橋などの祖谷渓へのバスが出ていますので小さな駅ながら特急が泊まるようになっており、また、温泉もありますので下車する人が多いようです。
 とりあえず駅に着いてまずしたことは駅名板の写真撮影です。「おおぼけ」駅ですから面白おかしく下の写真に笑。でも日本全国よしもと温泉・観光地グランプリに輝いたのはこういう駅名だからでしょうか。。。
 それでは大歩危温泉に入るべく「ホテル大歩危峡まんなか」へ。川を渡り、歩いて向かったのですがなかなかたどり着けません。。。帰りは15:51発の電車に乗る予定なので約2時間ほどの余裕を持ったのですが、残り1時間となる30分以上もかかってしまいました。こんなに遠いとは思わなかったです。どこにあるのかわかりにくかったのも原因のひとつですけども。。。500円払って入浴。ホテル言えども昼間なので宿泊客はたぶんいないでしょうから日帰り客しかいないと思います。なので予想通り誰もいませんでした。歩き疲れましたので気持ちよかったです。露天風呂のほうは、桶風呂がありまして1人しか入れない大きさですから独占感ありありと。外から上をのぞいてみますと国道が走っているのですが、歩道は逆側にあり、信号がない場所なので助手席から気づかないままギリギリで見られない程度で大丈夫だと思いますけども。。。。

 湯上りでちょっとくつろいだあとに残り30分となってしまいましたので、急いでホテルを後にします。途中でわずかながらお土産を購入し、さらに時間が足りなくなりましたので走り始めました。走っていると次第にリュックのバランスが変だな、と気づいたのでおろしてみるとジッパーが開いて荷物が落ちていました。。。前々からよくあったことですが走っていると次第にジッパーが開いていくんです。特に荷物がパンパンになるとその傾向は顕著に。一応は用心していたのですが、何もこんな時に。。。恥ずかしながら道路にあちこちと散乱してしまった荷物は無事に回収できましたが、これで予定の電車に乗れなくなってしまったわけです。トボトボと歩いていると、まだ発車していませんでした。どうやらダイヤがちょっと遅れているらしく、対向列車がくるまで動けないみたいです。川に渡る直前でまだ300mほどあるので「間に合わんだろ」と決め、対向列車が到着して行ってしまってもまだ発車する気配はなし。ひょっとして、と足を速めてみましたがあとわずかというところで行ってしまいました・・・ため息をつきながら、何故こんなに長い距離を歩かないとだめだったのかというと、このあたりのバスは複雑すぎてわかりにくいんです。情報が少ないこともあって、行って初めてわかるようなダイヤやルートもたくさんあるんです。本当に踏んだり蹴ったりの旅ですよね。。。
ホテル大歩危峡まんなか 写真をたくさん撮る余裕すらなし。。。
 大逆転へ?
 15:51の次は17:37になっています。こんなに時間をつぶしてしまうのであれば、もっと温泉につかればよかったです。。。嘆いても仕方がないので、待つ・・・わけにはいきません。17:37の電車に乗ると明石に到着するのが終電になってしまうからです。それにこの旅で外せないルートとして、赤穂線経由で帰り、途中の日生で静かな夏の夜を満喫したかったんです。なので特急「南風」22号にて阿波池田駅までワープします。16:47に乗り込み、わずか17分後の17:04に到着。JR四国の25kmまでの自由席特急料金が310円と乗車券440円の750円です。これを高いと見るか安いと見るかは各自にお任せします。。。
 阿波池田駅を17:20に出て、途中で乗降人数が極端に少ない駅で有名な坪尻駅に到着するわけですが、誰も降りないだろうと思ったら、おじいさんが降りて行きました。もしかしたらあの人がテレビで出ていた人かもしれません。琴平駅に18:10に到着しましてしばし休憩。高松方面へ行く電車3本を見送り、19:20発の岡山への直通列車に乗るためです。一旦改札口を出まして軽く散策。小腹も減ったことだし、うどんでも・・・・と思ったら全部閉まってる。。。いくら夜だからと言って、お土産や娯楽関係も閉まってしまうとこの辺りに泊まっても出歩けないのでは楽しさが半減すると思うんですけど。。。仕方がないので駅に戻り、これまた閉店間際のキオスクにてパンを購入して間に合わせました。そう、コンビニすらないんです、、、

 19:20発の岡山行き直通列車に乗って発車です。この電車は黄色をベースにしたカラフルな電車で、一応「こんぴら号」という愛称が付いています。座席とかは普通の車両ですので、カボチャ電車と同じでした。乗客はほとんど乗っておらず、のんびりと瀬戸大橋を渡りまして児島駅に着きました

 ホームを見ますと立っている人が何人か、どうやら快速「マリンライナー」に先行させるようです。どうせ赤穂線には間に合わないだろうと思って、時刻表を見ますと間に合うとわかり慌てて乗り換えました。もちろん座れませんでしたけれども、岡山駅まであっという間ですからあまり苦になりませんでした。大逆転で日生への夕涼みを経て明石へ帰りました。
“特定”特急券 秘境「坪尻駅」 カラフルな「こんぴら号」
 おわりに
 こうして徳島旅は失敗ばかりでした。何よりも今になって気づいた最大の失敗は、「南風」を使ってワープしたまではよかったものの、これによって出発前から立てていたスケジュールに追いついたことに気づかず、琴平駅で3本見送ってしまい、かえって自滅した形になってしまいました。特急でワープしたからイチから考え直さないと、という気持ちのほうが強すぎて気づかなかったみたいです。そういうことで「大逆転?」という段は、当初は「奇跡の大逆転へ」と名づけてから書き始めましたが、途中でなかなか進めなくなってしまっていました。。。まあダイヤが上手くつながらないと書けませんよね。。。大歩危駅でふざけていた罰が当たったのでしょうか笑。

 とりあえず今回の旅で徳島線と鳴門線を完乗しました。徳島県内での未踏破JR線は徳島〜海部の牟岐線のみとなりました。この辺りは阿佐海岸鉄道と室戸岬をあわせて巡ればいいかなと思います。

(06年10月27日作成)







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