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第2回 六甲山頂登頂記(2007年1月8日)


 はじめに
 2007年の今年は立山へ向かう勝負の年です。山登りも暑くない今が練習の最適期だと思いますので、できるだけ多めに出かけようと思います。2007年の1発目は六甲山頂に挑むことにしました。年末年始の慌しさから事前のトレーニングは一切していない中ですから心配でした。
 今回のルートはJR芦屋駅から登り始め、東お多福山を経由して山頂へ、下りは有馬温泉に到着して終わるというルートを取りました。
 雪山登山
 新年早々1月6・7日は冬将軍がやってきまして、全国的に大荒れの天気でした。冬将軍の大荒れということで、六甲山はすっかり雪山と化したというニュースが出ました。雪山登山はしないのですが、6〜8日と初めての3連休。2日間足止めを食らったのですから、晴れ上がた8日は山登りを決行しました。前もって滑り止めの軽アイゼンを買っておいたのですから、ちょうど良い機会だとも思いました。
JR芦屋駅から出発します
(7:28)
高座ノ滝に到着して本格的な登山へ
(8:09)
芦屋ロックガーデンは静かでした
(8:25)
この辺りから雪が見え始めます
(8:39)
風吹岩に到着
初めて“風吹”の意味がわかるほど岩の上に登ると強風でした
(8:52)
やはり今日も曇っています。。。
9:00になって風吹岩を出発しました
横池方面との分岐点では雪が多くなりました
(9:10)
芦屋カンツリー倶楽部を超えてすぐの水場
この時は凍っていませんでした
(9:33)
雨ヶ峠手前では滑りやすくなってきます
(9:42)
到着した雨ヶ峠では一面の雪でベンチしか座れません
(9:45)
イノシシらしい足跡もありました
9:55に雨ヶ峠を出発しました
東お多福山前の二等三角点(621.3m)
(9:57)
東お多福山は見晴らしが非常に良い縦走路でした
(10:03)
一番奥が東お多福山山頂(697m)です
(10:15)
裏は陽があたりにくいせいか雪は非常に多いです
うっかりすると迷いそうで先客が残した足跡をたどって行きました
(10:18)
土樋割峠に到着。
車でここまで来た人がいたようです。
蛇谷北山方面は一部工事中になっていました。
(10:27)
蛇谷北山へは登る人はあまりいないみたいです
すれ違った人は誰もいませんので完全に単独行です
(10:29)
ふと横を見るとすでに積雪地帯を登っていると実感します
(10:40)
笹薮も雪に埋もれば一種の芸術に見えます
(10:52)
芦屋市最高峰の蛇谷北山(840m)に登頂
(10:54)
気づけば石宝殿の駐車場に着いていました
(11:22)
これが石の宝殿です
石の宝殿から六甲山頂へは一番雪が積もっていました
(11:37)
六甲山頂に登頂
(11:48)
そして見晴らしは。。。
山頂で1時間近く昼食休憩を取りました
有馬温泉への下りは念のために軽アイゼンを着けました
12:50に下山開始です
陽があたりにくい裏六甲も雪は多いかと思いきや。。。
(13:16)
次第に雪が無くなってきましたので軽アイゼンは外しました
(13:25)
有馬温泉側に到着して終わりです
(13:59)
 終わりに
 雪山登山となった新年1発目の六甲山頂への登山。11月に登山した時は子ども連れも多い賑やかな登山路でしたが、今回は雪山だからか重装備をした人たちしか登ってきませんでしたし、最短ルートの魚屋道ではない、東お多福山〜蛇谷北山ルートでは極端に少なくなっていました。雪山の怖さは周囲が真っ白になって道がわからなくなることですから、先に行った登山者がつけた足跡を慎重に見ながらたどって行きました。途中で1ヶ所途切れた場所もあったんですが、冷静に引き返して何とか先に進めました。当然ながら初めてのルートですのでもしも先客がいなかったらかなり引き返していたかもしれません。冷静な判断をここで培えたというのは良かったと思います。

 今回は雪山ということで軽アイゼンを初めて使ってみました。登りでは使わず、下りだけでしたが1度も滑らずに降りることができました。小さな爪でも大きな効果があるんだなあと思いました。

 雪があったということで常識知らずの人がいました。それは六甲山頂への最後の坂道。ここでも雪が積もっていますので若干ゲレンデ状になっています。それを利用してソリで遊ばせる家族連れが大勢いました。車が行き交えるかどうか程度の幅が狭い坂道ですし、バランスを崩すと崖に落ちかねません。また、山頂を目指す登山者もソリに注意しながら登り下りしました。ここでは同じ坂でも登山もソリも注意する権利がありませんので、どちらも自分自身が注意する必要があります。しかし、崖から落ちる危険性の高さというとソリが発端となる可能性が非常に高いでしょう。

 実は今回は山頂でコンロを使ってお湯を沸かし、ラーメンやら紅茶やらを味わおうと思っていましたが、親が使っていたコンロと燃料缶がたったの1字違いでサイズが合いませんでした。そのため、いつも通りに水筒にお湯を入れて済ませました。しかし、山頂ではコンロで味わっている人たちが多かったので非常に羨ましく思ったものです。。。

 良くも悪くも今回の山行きはいろんな事を得られました。次回は燃料缶を手にして山に登ります。

(07年1月17日執筆)







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