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08年の春旅第2弾は長野県は白馬にあるスキージャンプ台を見に行くことにしました。日本中が感動した長野オリンピックからちょうど10年になります。ジャンプ台だけではなくこの時期ですから雪帽子の北アルプスの山々を見たいためでもありました。計画の段階ではJR線の乗りつぶしも兼ねていましたので、今回は大糸線を乗りつぶしをすることも目的に軽井沢を経由したりするルートも考えました。しかし、どうしても待ち時間が長くなる駅があります。それが大糸線でのJR西日本とJR東日本の境界駅である南小谷駅です。白馬駅方面から糸魚川駅に抜けるルートだとどうしても2時間待ちという結果になります。そこで頭をひねると富山駅からのスタートになりました。
学校は春休みに入っていますから夜行バスは満席状態でした。僕の座席も中央席ですので窓の景色も見ることはできませんから、消灯までかなり暇にすごしていました。富山駅に着くと土砂降りの雨でした。だからかもしれませんが、いつもは駅から遠くに降ろされるのに、今回は濡れないように初めて駅前に停車でした。
3月下旬とは言えども朝は少し寒いです。2ヶ月前の高山旅でも富山駅に来ていたことを考えると少し変な感じです。そして、立山への玄関でもあるので、アルペンルートの様子も見ておきました。でも特に変化はありませんが笑。
天気は急速に回復していきながら北陸本線を下っていきます。車内は通勤通学客でいっぱいでしたが、乗換駅でもある糸魚川駅で一斉に降りていきました。糸魚川駅から大糸線に乗り換えます。糸魚川駅からすでに雪山が見えていましたので期待は膨らみます。 |
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乗換駅の糸魚川駅 |
雪山が見えます |
少し古い車両でした |
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糸魚川駅から南小谷駅まで1時間。冬だと豪雪地帯で何度も運休となるのだと思うのですが、すでに雪のシーズンではありませんので特に遅れたりすることはなく南小谷駅に到着です。南小谷駅で20分ほどの待ち時間がありますので改札を出てみました。周囲は・・・何もないです。。。2時間も暇を潰すとしたら大変だろうなと思いつつ。。。 |
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典型的な田舎駅でした |
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南小谷駅から20分で白馬駅に到着しました。降り立った人数は2〜3人程度でした。スキーや登山の前線駅ですのでシーズンだったらもっと大勢の人たちが出てくるのではと思います。そして目の前に雄大な山々が見えました。感激する間もなく急いでバスに乗り込みます。なぜならば到着してすぐに出発するダイヤだったからです。 |
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帰りに撮った駅前からの眺め |
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バスは八方バスターミナルに向かいます。僕だけを乗せたバスはほどなくして到着しました。詳しい地図は持っていなかったのですが、ジャンプ台というのは非常に目立つ存在でしたのでバスターミナルに向かう途中にすぐにわかりました。場所がわかればその方角に向かって道なりに進むだけです。・・・がスキー場に出てしまいました笑。八方尾根スキー場は長野オリンピックでの滑降競技での会場にもなっていましたが、その景色の素晴らしさが今も記憶に残っています。それ以来、いつかは八方尾根スキー場を滑ってみたいと思いつつ、目の前にあるのに滑れないというのは非常にもどかしい気分です笑。 |
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ペンションが立ち並ぶ八方バスターミナル前 |
憧れの八方尾根スキー場 |
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意外と時間がかかってしまいまして30分後にジャンプ台前に到着です。いつもだったら「おお〜」って感嘆するのですが、遠くから見えていましたのでちょっと半減でしょうか笑。白馬では3時間ありますのでゆっくりと観光します。 |
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雪は剥がれかけていました |
このリフトでジャンプ台へ・・・ |
ラージヒルからの眺め |
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ラージヒルの最大傾斜は37.5度です。滑ってみたら怖いとは思うんですけれども、見た目では何となく怖くないような気がします。でも滑りたくはないですね笑。練習時には選手が跳んでいるところを自由に見られるみたいで、頂上からも見ることができるそうです。長野五輪最大の記憶に残ったジャンプ団体。ルール改正もあって成績も振るわず、人気も無くなってきたみたいになっていますがまた活躍して欲しいですね。
バスターミナルに戻りましてはまだまだ時間がありますので温泉に行きます。「白馬八方温泉第一郷の湯」スキーはシーズンオフになりかけていますからガラガラというか独占でした。露天風呂から山は見ることはできませんが、空気がおいしかったです。 |
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白馬八方温泉「第一郷の湯」 |
露天風呂は快適でした |
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このように白馬で3時間過ごしました。ジャンプ台と温泉にオリンピック記念館しか観光はしていませんがたまにはのんびりとした旅行もいいかなと思います。白馬へはいつの日か登山、あるいはスキーでまた訪れたいと思います。でも、スポーツ目的ではなくてのんびりと山々を見ることだけでもリフレッシュできるのではと思います。
その後、10時間かけて各停で明石に帰ります。中央本線多治見駅から太多線を経由したことで太多線も制覇しました。帰りも大変でしたが、途中で見る山々が持参していた地図と見比べつつ「多分○○山なんだろうな」と考えるようになったあたりは山に夢中になった賜物だなと思いました。 |
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白馬三山はきっとあのあたり・・・ |
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