長刀鉾(なぎなたぼこ)

所在地・・・四条通東洞院西入(長刀鉾町)

 矛先に疫病邪悪をはらう長刀をつけている。この鉾は古来くじ取らずで必ず巡行の先頭を行き、生稚児の乗るのも現在もこの鉾のみ。前懸及び胴懸は、インドや中国近辺の絨毯である。
この鉾は女人禁制で鉾に登ることができない。天王は和泉小次郎の船を担いだ人形である。
 ちまきは1000円で販売するほか、長刀鉾グッズは他の山鉾と比べて豊富である。

管理人から一言
 祇園祭と言えばまず長刀鉾を思い浮かべるほど一番人気がある鉾です。くじ取らずで巡行の先頭を行くために注目度も高く、だからこそこの鉾には伝統の格式を保つ責務もあります。何はともあれ、この鉾が目の前を通ってくると祇園祭も最高の気分になります。
 見所はやはり稚児舞いです。巡行ずっと舞っているわけではありませんが、舞っている姿はかわいらしいものです。
 なお、宵山の日和神楽では八坂神社に唯一入り、すべてを終えて帰ってくるのは1時を過ぎてからと、かなり遅くまで行っています。

「天を突く長刀」


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