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寝台特急「日本海」で行く青森の旅(2006年4月6日〜7日)


 はじめに
 昨春に初めて飛行機に搭乗した際に利用した飛行機のバースデー割引。本当に安くて便利な制度だと思います。あれから1年。再びバースデー割引の適用期間に入り、最初は旅立つつもりはなかったのですが、年に1度しかなくてもったいないですので旅立つことにしました。

 目的地はどこでもよかったのですが、昨今寝台特急が次々と廃止していくのを目の当たりに、廃止にならないうちに乗っておきたい列車である大阪駅〜青森駅を結ぶ寝台特急「日本海」を利用して移動し、帰りは飛行機で帰ってくることにしました。目的地は秋田でもよかったですが、最初から最後まで乗っていたい主義の僕は青森駅まで行くことにしました。
 「日本海」は2度目の東北一周の際、秋田から青森へアプローチしようと思ったら、3時間待ちというダイヤの悪さから、いわゆる「ヒルネ」利用にて大館〜弘前を「日本海」でワープしました。そのときは青森駅に12時前と遅く到着する「3号」で乗客は非常に少なく感じたのですが、9時前に到着する「1号」でも少ないのかどうか気になっていました。
 出発まで
 まずは飛行機のチケットを購入することから始まります。バースデー割引は、適用期間が誕生日を挟んだ前後7日、つまり15日間適用され、予約開始日は搭乗日の2ヶ月前から21日前までとなっています。僕の場合は、職場のシフトが確定するまでこの日に飛びたいというのは、希望日を言わない限りは無理なわけですが、あまり迷惑をかけたくはありませんから主任さんに決めてもらいます。そうして確定した日に決めたわけで、搭乗日からギリギリの日に予約しました。青森発伊丹行きは1日2本しか出ていないからか席がかなり埋まっていました。でも、中央部と後方部の座席は指定できなかったので、あえて空き席になっているんかなあと思いつつ、とりあえずチケットレスで飛行機の予約は完了しました。

 続いては「日本海」のきっぷです。乗車券は西明石駅から青森駅、寝台券は下段を指定しました。乗車券は1枚としては最長距離きっぷになりましたね。さて、いつものように西明石駅へ。対応した係員さんはまだ研修段階らしく、後ろに指導係さんが控えていました。では申込書を提出。。。係員さんがまず読み、続いて指導係さんが覗き込むと・・・・全部指導係さんがマルスの打ち込みから発券までやってしまっていました。この乗車券の組み合わせって特殊なんかなあ。。。まあ、係員さんにとってもいい経験になったんじゃないかなと思いますね。

 「日本海」の乗車券を手にしたのが3月13日です。それから1ヶ月ほどあるわけですが、4週連続金曜の旅第1弾が17日から始まりました。毎週のように旅行に出ていたわけで、青森のどこに行くかは「弘前城」のみが当初から確定し、それ以外はどこに行くかは4月になっても決まっていないままでした笑。一応は、竜飛崎や下北半島を候補に入れていましたが、これだと弘前城に行く時間がなくなってしまいますので断念しました。

 第3弾の「山陽横断の旅」が終えてやっととりかかったわけで、結局どこに行くかは青森では海鮮丼、気分次第でいつもの浅虫温泉「ゆーさ浅虫」、残りの時間を弘前散策にあてることにしました。
 持ち物としては今まででは最長となる15時間の乗車ですので、特に飲食物に対策を立てまして。思いついたのが、水筒にお湯を入れて、カップラーメンとインスタントコーヒーを持参していくことです。我ながらいいアイデアだなと思いました笑。
 寝台特急「日本海」にて
 いつもどおりの仕事を終えて西明石駅から大阪駅に向かいます。その前に夕食として駅弁を西明石駅で購入しておきました。来た新快速は12両編成。幸先良いですね笑。

 大阪駅に着きますと発車30分前なのでまだまだ時間があります。その間に「日本海」が発車するホームには「はまかぜ」がやってきまして、ヘッドマークをよく見ると「播但線100周年」の記念ヘッドマークでした。一応は写真におさめたんですが、普段のヘッドマークすら撮ったことがないのにと苦笑しつつ。。。

 「日本海1号」は発車時刻である17:47の7分前である17:40に入線しました。先頭の機関車は青色ではなくて、トワイライトエクスプレスで引かれる機関車と同じ緑色でした。。。
特別ヘッドマーク 緑色の機関車。。。 やはり年季を感じますね いざ青森へ
 では早速乗り込みましょう。指定された寝台は2号車3番下段です。つまり、進行方向に向かって座る形の方向にある寝台です。横になればあんまり意味はないのですが、座る時は進行方向で座りたいですからね。

 定刻どおりに発車しました。混雑するホームの視線が快感ですね笑。新大阪駅を過ぎると改札がやってきました。京都駅に到着すると、いつものように「降りないのは変な気分だなあ」と思いつつ、湖西線に入って行きます。次の停車駅は敦賀駅で1時間20分後の19:42です。ちなみに今日の天気はちょっと曇りでしたので、夕日とかは残念ながら見ることができませんでした。そういう車窓なので、琵琶湖の見晴らしは良くとも徐々に暗くなっていきます。暗くなるとやることがないので駅弁を食べることにしましょう。

 駅弁は「神戸名物 肉めし」(1000円)です。内容は、サフランライス・ローストビーフ・アスパラごま和え・パイナップル・くるみ飴和えです。説明書によると牛肉のもも肉を香辛料に7時間漬け込み、特製のタレを含ませて柔らかく焼き上げた肉だそうです。それにしても駅弁というのは値段の割りに量が少ないというのはなぜでしょうね?堅田駅を過ぎてから食べたのですが、マキノ駅付近で完食しました笑。このまま敦賀駅まで突っ走るのかなと思ったら、19:17に近江塩津駅で停車しました。近江塩津駅は6本のレールがあり、うち4本がホームに接続しています。「日本海」はホームに接続していないレールの上に運転停車しました。ずっと待っていると22分には「しらさぎ13号」、24分には「雷鳥41号」がそれぞれ通過して行きました。古参のブルトレはやはり最新鋭の特急には道をあけますね。。。27分には日本海も再び後を追いました。
神戸名物「肉めし」 バリバリの洋風です
 その後、敦賀駅(19:40)、福井駅(20:26)と停車して行きましたが、僕の寝台区間4席には誰も来ませんでした。それでは晩酌を・・・。本当ならば冷たいビールのほうがいいのですが、日本海には自動販売機がありませんからね。車内販売も福井駅まであるのですが時間が合いません。仕方がないのでカップ酒を用意しておきました。カップ酒を買うのは初めてですが、まあそのデビューを「日本海」で、というのも悪くはないですね笑。ついでに言えば電車でアルコールを口にするのもはじめてだったりします。さて一口。くうっ!日本酒は弱いので一気に酔いがまわりますね・・・ちびちびと飲んでいると加賀温泉駅に停車し、サンダーバード41号に再び道をゆずりました。そうしているうちに金沢駅に到着(21:29)。北陸最大の駅なのでだれか乗り込んでくるかなと思ったら、2号車全体でたった1人だけ乗り込んだだけでした。日本海ってそんなに人気がないんだろうかと思いつつ。22時前にやっと飲み干しました笑。最後になると味が感じなくなってまるで水を飲んでいるみたいですね。と思ったら、22:06に消灯時間になり通路を除いた照明が消えました。しかし、まだ寝るには早いですね。そして小腹が空きましたのでカップヌードルを。いやあまさかブルトレでカップラーメンをすするとは思わなかったです笑。水筒のお湯はしっかりと保温されていましたので、5分待っておいしくできあがりました。富山駅を過ぎ、22:49に黒部川を渡ったのを確認した後、親不知付近の複雑な海岸線を見ると確実に北上しているのがわかります。大阪駅を出てから5時間。過去に明石から始発に乗って丸一日移動して新潟駅に到達したことがあるんですが、特急でも結構時間がかかるもんですね。インスタントコーヒーで落ち着いたところ、直江津駅(23:48)でやっと上に人が乗り込んできました。

 直江津駅の次は新潟駅代わりの新津駅(1:28)ですが、さすがに乗り込んでくる人は少ないと見て、乗客数調査に出かけました。乗客数はそこそこ乗っていまして、8両編成(うちB寝台7両、A個室寝台1両)で合計76人でした。A個室寝台は10人定員で5人と結構需要があるみたいですね。B寝台のほうは1両あたり10人ですね。A個室寝台にはシャワー室がついているのでどんなのかも確かめておきました。日本海のシャワー室はA寝台の利用者でしか使えません。電車の中でシャワーっていいですね。サンライズでもいいので経験したいです。

 0:21に大阪行きの「きたぐに」とすれ違いを確認し、調査を終えると1時を過ぎていました。明日は秋田駅に着く頃(5:28)に携帯電話の目覚ましをセットして就寝しました。
今夜の晩酌セット 憧れのシャワー室 静かに更けていく・・・
 翌朝目覚めると秋田駅を出た数分後でした。携帯電話のバイブ機能は、列車の揺れでわからなかったのかもしれませんね。外を見るといい天気です。もう少し寝てもよかったのですが、車窓を楽しみたいので起きました。雪はまだ見られなかったのですが、八郎潟方面にある山には薄く雪が残っていました。着替えてモーニングコーヒーを。。。やっぱり温かい飲み物はいいですね。

 8:03に東能代駅に到着し、この駅から「ヒルネ」が始まります。また、車内販売も始まりました。ヒルネですから強制的に起されるんかな?と思いましたが、カーテンを閉めているところもありましたのでそうでもないみたいです。6:59に大館駅に到着し、改札内の巨大ハチ公とガラス越しに再会しました。懐かしかったです。大館駅を過ぎると次第に雪が増え、陣場駅付近では完全に雪の中を走っていました。でも、7:44に弘前駅に到着すると雪はなくなり、代わりに雪をかぶったきれいな岩木山が見えました。弘前駅から青森駅まで停車駅はないのでさあラストスパート!と思ったら、8:03に大釈迦駅、8:12に鶴ヶ坂駅、8:20に津軽新城駅にてそれぞれ対向電車のために運転停止しました。1駅ごとに停車だと時間がかかってしまいますよね。。。
いつものコーヒー 雪深かった陣場駅周辺 やはり静かな朝・・・
 やがて日本海1号は定刻どおりの8:32に青森駅に到着しました。機関車はなぜか素早く切り離され、最後尾にはディーゼル機関車が付けられていました。なかなか回送されませんので先頭の機関車をもう少し接続してくれたらよかったのに・・・その後改札を出ましたが、きっぷはもちろん記念にもらっておきました。
広い青森駅ホーム かつてはここから連絡船へ 「出雲」を見ているよう きっぷはもらいました
 青森の散策
 さて青森。まずは朝風呂で浅虫温泉に行きたかったのですが、行けば行くだけ時間がかかってしまいます。片道20分、しかも本数は少ないので2つの選択肢で2つの悩みが出ます。

1、
 9:25に出発する電車で向かい、50分の入浴時間で10:51に青森駅戻ってくると、弘前を満足に観光するには20分後には青森を出ていないといけない。つまり海鮮丼は厳しい。
2、
 海鮮丼を食べた後、11:04に出発する電車で向かい、70分の入浴時間のあと、弘前に14時前に着くように移動だけ。2時間で青森を散策できるとは思えない。

昨夜は大いに悩みました。一応は出発する前にお風呂に入っていますから大丈夫なので浅虫温泉は断念することにしました。5度目の青森ですから慌しくはなくのんびりとすごしたいです。

 まずはお楽しみの海鮮丼です。いつもは「食事処 おさない」で食べているのですが、事前にガイドブックでおいしそうなところを見つけたので入って行きました。場所は駅前アウガ地階にある「丸青食堂」にしました。地階は「新鮮市場」として海産物やお土産をはじめ色んなものを売っています。なので、開館時間は朝の5時からと早くからやっています。僕が行ったのは9時すぎなので閑散としていましたが、ちょっと疲れ顔でした。やはり朝は飲食店の買出しとかで混雑していたのではと思います。
 丸青食堂を見つけ、海鮮丼定食を注文しました。ちょっと時間がかかっているなあと思いつつ、出された料理は豪華そのもの。ネタはうに・いくら・まぐろ・甘エビ・はまち・サーモンで、これに青菜のみそ汁・白菜の漬物・長いもがついてきました。これで2000円です。
 ではいただきます。さすが新鮮そのものですね。いくらはプチプチ、うにも向こうでは食べられませんが、ここでは甘くておいしく、甘エビも回転寿司の2匹分の大きさと。ご飯は全体の半分もないくらいですので、ご飯のお代わりが欲しいくらいです。満足満足。でもひとつ不満があるといえばおばちゃんが無愛想だったことでしょうか笑。
海鮮丼定食 光ってますね
 食べた後は、そのままアウガを出まして青森港へ。青森では観光物産館「アスパム」だけと決めていましたので、弘前へ向かう11:17まで軽く自由散策にあてることにしました。

 青森港へ出まして八甲田丸と再会。やはり青森へは雪のある季節に来るのが一番良いですね。食後の缶コーヒーを手にしつつうなずいていると一気に冷めて行きました。やはり青森はまだまだ海風が寒いです。青い海公園で適当に和んだ後、アスパムが開館時間になった頃と思いましたので入館しました。
久しぶりの八甲田丸 いつ見てもきれいな鳥ですね
 観光物産館「アスパム」は特に行っておけ、とは言いませんがなぜかよく寄っています。八甲田丸を見てのついでというくらい近いからでしょうか。展望台とかあるんですが、800円はちょっと高いので行ったことがありませんし、今回も行っていません笑。寒さよけとお土産探しにちょうどいいんじゃないかと。とりあえず弘前は弘前でまた探すとし、青森のお土産を物色しました。その結果、お菓子としてはお菓子の博覧会とかで賞をとっている「ハナリンゴ」にしました。海産物としては「いかの塩辛」、「あわびの醤油煮」、自分用のお土産として、津軽方言番付の「ミニのれん」、つがるこぎん刺しの「しおり」とちょっと多めに買ってしまいました。早くも荷物はパンパンに笑。

 アスパムをひと通りまわってもまだまだ時間がありますので八甲田丸に向かうことにしました。アスパムから八甲田丸へは海を渡る「青森ラブブリッジ」を通るのが近道なのですが、冬季は豪雪のために通行止めになります。でも、今日の時点では雪はないんですけど。。。渋々遠回りして八甲田丸に到着しました。

 八甲田丸は間近に来ると大きいのですがやはり所々サビが目立ちますね。常に潮風に当たっていますし、雪があるときは手入れは難しいでしょうから目をつむります。将来へ保存のためにできれば大規模な改修を施してもらいたいなと思います。そばにある「津軽海峡冬景色」碑を見たあと、時間が来たので青森駅に戻りました。もったいないんですがここで青春18きっぷに日付を入れてもらい、弘前へ向かいました。青森駅も自動改札になっていましたのでちょっと残念な気がしましたね。
三角が特徴の「アスパム」 「ねぶた」も展示しています そして八甲田丸
 ねぷたの街弘前
 12:05に弘前駅に到着しました。弘前駅は橋上駅となっていまして、アーバンネットワークのように駅共通のデザインではなく、駅ごとに異なる造りをここでも継承していました。明石で言えば大久保駅と土山駅は似ていて面白くないですからね。駅は駅ごとに異なるデザインの方が、面白いと思いますがどうでしょうか?

 とりあえずロッカーで荷物を預け、弘前城へ向かいます。ちょっと遠いかなと思う程度の位置に弘前城はあるんですね。でも帰りのリムジンバスまで約5時間もありますから歩いて行きました。駅内にあった観光案内所では周辺地図を配布していなかったので、弘前城があるらしい方角にひたすら歩いて行きました。30分ほどすると堀が現れ、入り口へ。。。と思ったら、門の前に弘前市立観光館というのがありまして、ついでに寄っておくことにしました。

 弘前市立観光館は、案内所でしょうか。中にねぷたがどーんと置いてあるくらいでしたが。。。でも郷土料理を食べれる数少ない店がここにあります。弘前観光後に郷土料理でも食べようと思って駅前をうろついたのですがなかったんです。そういうことで郷土料理を食べたかったらここにすると良いでしょう。
 続いて隣にある「山車展示館」に行きました。弘前といえば「ねぷた」ですが、山車もあるのにちょっと驚きました。こちらは1682年弘前八幡宮祭礼施行の際に、神輿の露払いとして繰り出されたのが始めとのこと。全部で7基あります。デザインは祇園祭と同じように小さな物語になっていました。明治以降は神仏分離令などで出されなくなり、94年に山車展示館が建設されてここに保存されているとのことでした。(下記写真で「米山」を撮り忘れました。。。)
布袋山 紅葉狩山 黄石公張良(こうせきこうちょうりょう)
猩々(しょうじょう)山 道成寺山 大根山
 それでは弘前城へ入ります。入り口は南の「追手門」から。いきなりこの追手門は重要文化財に指定されている重みのある門です。確かにしっかりしていますね。天守に向かうと雪があちこちに残っていました。深いところでは1mはあるんじゃないでしょうか?天主は冬季の11月24日から3月31日まで入ることが出来ませんから、つい1週間前に再開したばかりです。そういうことで急ピッチで除雪したのでしょうね。天主が見えてきました。定番のアングルを発見しましたが、ここの”定番のアングル”とは桜です。ところがまだ雪がある時期ですからつぼみでした。桜があれば東北屈指の桜の名所らしくきれいに見えたのでしょうが、わかっててここに来たのですから覚悟はしていました笑。

 弘前城に入城しまして登ります。3階で最上階ですから小さな天主ですね。この天主は1627年に落雷焼失後、1818年に再建されたという現存12天主中、もっとも新しい天主です。隅櫓の改築を理由に再建されたということですから、櫓であってもおかしくはないですね。天主内は資料館になっていまして、あだ討ちをしたという刀が展示されていました。最上階からの眺めは3階ですから、西に岩木山がきれいに見えるほかは、ほぼ木に囲まれていました。

 天主を上り終えると「津軽藩ねぷた村」へ向かいます。本丸から見る雪をかぶった岩木山は美しく見えました。利尻富士といい、雪をかぶった山はどこもきれいにみえるものですね。北門の亀甲門から出まして、「仲町伝統的建造物群保存地区」に寄りながら到着しました。
追手門 定番のアングルで 弘前城天主 本丸から見た岩木山
 「津軽藩ねぷた村」は、弘前名物である「ねぷた」を年中体験できる施設です。それだけではなく民工芸品を目の前で作っており、それぞれお土産として購入することもできるようになっています。津軽三味線も生演奏しています。また、お土産の充実度も弘前ではここがいちばんではないでしょうか。

 有料見学エリアに入りまして「弘前ねぷたの館」では、高さ10mのねぷたを前に説明してくれます。でも、この時は僕ひとりだったからなあ。。。笛と太鼓のお囃子しかわかりませんでしたが結構楽しい祭りではと思います。その他、いろんな種類のねぷたを展示しており、次の「ねぷたの間『やーや堂』」では金魚ねぷたの作り方やねぷたの歴史などを展示していました。続いて津軽蔵工房「たくみ」では民芸品を目の前で作業してくれるコーナーです。この時は、「津軽塗り」と「津軽こぎん刺し」しかやっていませんが、もうちょっと人が多かったら「弘前こけし」「津軽焼き」「津軽凧」も作っていたと思います。続いて津軽三味線「山絃堂」にて津軽三味線の生演奏ですが、1時間に2回でちょっと時間がありませんから断念しました。後は庭に出て、こまコーナーとなって終わりです。これで500円なので安いですね。
 ここでお土産を購入することにし、父親にはここでは一番人気があるという日本酒の「じょっぱり」、母親には津軽こぎん刺しのきんちゃく、姪っ子には大きな「金魚ねぷた」を購入しました。それにしてもこの日のお土産の合計は1万円を越えてしまいましたよ笑。

 とりあえずリムジンバスに乗る2時間を残して観光は終わりとし、最後に郷土料理で〆ようと思って弘前駅に戻ることにしました。
10mの大型ねぷた 題材は様々でした
 駅から歩くとやっぱり遠いですね。。。歩いていたら一軒くらいそれらしいお店はあるだろうと思っていたのですがないまま弘前駅前にもどってしました。「へえ。ないんだ。。。」ガッカリして期待はしていないのですが、イトーヨーカドーのレストラン街に入ってみました。ここのイトーヨーカドーは8階もありまして、明石や加古川は3階なので驚きましたね。さてレストラン街、思ったとおりに郷土料理らしいものはありませんでした。ラーメンでもいいんですが、何かおかしいだろうと思ってやめました。あきらめて1階に戻り、出ようと思ったとたんに「駅弁大会」なるものを見つけましたので行ってみました。別に買うつもりはないんですけどね。「ほー。明石のひっぱり蛸飯は売り切れ」たいしたもんですね笑。逆に大館駅名物の鶏めしはたくさん残っていました。鶏めしは大館駅で食べたことがあるのですが柔らかくておいしかったですね。当然だと思うのですが、めったに行けないようなところからきた駅弁は真っ先に売れるんでしょう。それだけを収穫に弘前駅に到着してしまいました。駅ビルに何かあるかなと思ったら、美容室だとか100円ショップだとか服とかで食べれるようなものは何もありません。不便な駅ビルですね、、、仕方がないので駅そばで我慢することにしました。注文したのは「幻の津軽そば」何か期待できそうな名前ですね。早速それを頼みますとかけそばとして出てきました。「ん?」とちょっと期待外れでしたが、とりあえずすすってみると「ん・ん!!??」いやあ、味は普通のそばと変わりがなく柔らかい感じがしたのですが。。。このように駅前で郷土料理は期待できません。前述の通り弘前市立観光館ですまされるほうが良いですね。戻った方がよかったんでは?と疑問をもたれると思いますが、片道30分でしたから往復1時間。いくら2時間ほど余裕があるとは言っても微妙だと思います。
何もない「弘前駅」 「幻の津軽そば」
 空路にて
 最後に郷土料理を食べるために2時間ほど時間を作っておいたのですが、前述の通りに何もありませんでしたので逆にこの2時間が暇つぶしになってしましました。リムジンバスまであと30分ほど。当初は弘前駅で乗ろうと思ったのですが、弘前駅では暇ですから、始発バス停である弘前バスターミナルに移動します。イトーヨーカドーの1階にありますから、ちょっとはマシかなと。でもあんまり変わりませんね笑。

 16:55にリムジンバスは発車しました。ここから青森空港まで1時間のバス旅です。観光バスタイプの車内ではもちろん最後列です笑。人数はというは10人くらいでしょうか、あんまり多くは感じなかったですね。弘前市街を抜け、一般道路をずっと走っていきます。夕暮れ時の夕日に照らされた岩木山はまたきれいでした。弘前城も津軽藩ねぷた村も郷土料理もいずれも中途半端なところがありましたのでまた行きたいと思います。

 青森空港に到着。すでにロビーには多くの人がいました。「ええ!!これ全員が伊丹行き?」なんですよね笑。座席指定できない中央部と後方部は空席ではなかったんですね。。。とりあえず自動チェックイン機でチケットを入手し、バースデー割引ではそのままチェックインとはなりませんので、手荷物預けのついでのカウンターでチェックインして完了です。今回はJAL2156便。18:45発20:15着ということです。青森空港には国内線JAL便のみ5都市13往復、国際線もソウル行きが週3便しか就航していませんので、閑散としていましたね。

 それでは空港内を周りましょう。1階が入り口とチェックイン関係、2階にお土産街と飲食街にセキュリティゲートがあり、3階に屋外展望台になっていました。神戸空港みたいに小さな空港ですが、お土産街の規模は青森空港のほうが上ですね。なんでも売っていましたが、特にこれ!というのはやはり街で買ったほうがいいかなと思います。海産物系はホタテ貝を宅配でしか扱っていませんでした。3階に出まして目の前には八甲田山でしょうか?大きな山を背景に長い滑走路があります。周辺に家はありませんので山の中に空港が造られたという感じでしたね。神戸空港の滑走路を見ても長いなとは思わなかったのですが、青森空港ではなぜか長いと感じました。青森空港に着く前に着陸してくる飛行機を見たのですが、これが折り返し伊丹行きとなるみたいですね(ちなみに中部国際空港から来たみたいです)。機体はMD-90。今までボーイングだったので初めてマクドネルダグラス機、そして通路が1本しかない小さな機体になりました。またMD-90の特徴として、頭上の荷物置きの下(「オーバーヘッドストウェッジ」と呼ぶんだそうです)に小型ディスプレイが付いており、飛行現在のルートや外気温や飛行速度などの情報を与えてくれるのがいいですね。ほとんどの飛行機には大型ディスプレイがあっても飛行中の情報などは、CMがあったり、最新のNHKニュースが流れたりといらない情報ばかりが流れた後は消えたりしますので情報が、、、そういうわけで常にどのあたりを飛んでいるのかを知りたい僕にはMD-90に乗るときはこれが一番の楽しみでしたね。

 時間が来ましたのでセキュリティゲートを通り、待合コーナーに入ります。中での売店はお土産は何もないほど期待できません。あとは軽食コーナーくらいですね。最後のもうひと買いは青森空港ではできないということでした。さて、5回も青森に行っておきながら最大のなぞのひとつであろう「りんご」。今まで食べたことがありません笑。なぜ?って聞かれてもなんででしょうね?と答えてしまうほどなんです。りんごが嫌いって言うわけではないので悪しからず。。。で、最後に「シャイニー」のりんごジュースを飲んでおきました。やっぱりここのりんごジュースはおいしいんです。

 搭乗開始となりましたので乗り込みます。MD-90は左舷2列、右舷3列、定員166人の構造になっています。狭いですね。でもこういうのがジャンボに変わって標準タイプになっているみたいなので、これからは多少我慢しなければならないのでしょうか。。。
 席に着きますと次々と乗り込んできます。事前予約で座席が埋まっているのを見ていると前方はほぼ埋まっていました。なので中央部も後方部もほぼ埋まっているのでしょう。推定搭乗率は8割はいたんじゃないかと。。。そういうことで僕の隣にも搭乗4回目にして初めて座りました。
 18:45になりましたので動き始めました。陸上係員さんも敬礼して手を振っていました。ではいつものように・・・

18:49・・・上昇開始、間もなく十和田湖横を通過
18:54・・・シートベルト解除
19:01・・・日本海上へ
19:18・・・新潟市上空
19:36・・・諏訪湖上空
19:47・・・岡崎付近上空
19:50・・・若干降下
19:52・・・知多半島を横断後三重県上空
20:00・・・急旋回
20:02・・・急降下
20:08・・・大坂城横を通過
20:11・・・着陸

 ちなみに降下を始める前の飛行高度は8500m、飛行速度は755km/h、外気温はマイナス46℃とのことでした。

 着陸前のシートベルトは急旋回するちょっと前だったと思います。だいたい生駒上空でしょうか。
 今回はわりと詳しく飛行ルートを特定できたと思います。これも小型ディスプレイが常時情報を与えてくれたおかげですね。国際線機材はエコノミー席でも各自に小型ディスプレーが用意してあっていつでもどこに飛んでいるのかを知ることができるそうですが、国内線でもそういうサービスが欲しいですね。今回の飛行では雲がほぼなかったことにより、街明かりか湖の暗さですが機窓を楽しむことができました。新潟市の地形は地図どおりでしたので面白かったですね。そして今回こそ、伊丹に着陸する前にどのあたりかを把握するのをもっと早く気づくつもりでしたが、やっぱり急旋回されましたし、方角がどっちであるのかもちょっとわかりづらいこともあって、結局、通天閣と大坂城が同時に見えるまでわかりませんでした。。。やっぱり明るい時じゃないと難しいですね。。。

 着陸ラッシュの伊丹空港ではリムジンバスに多くの人が並んでいました。三ノ宮行きも補助席を使うくらいだったと思います。でも僕はこういう混雑時に乗りたくはないので当分見送ろうかな、と思ったら1本遅らせただけでガラ空きでした。さっきのは何なんだ、、、リムジンバスでも最後列に座り荷物をまとめていました。ふと手荷物預り証を見ると誕生年月日と同じでした。こんな偶然はありうるんかなあと思いつつ、誕生日前日でしたが最高のプレゼントになりました。
今回はMD-90機 八甲田山(?)をバックに 現在のルートなどがわかります
 終わりに
 こうして寝台特急「日本海」で行く青森の旅は終わりを告げました。
 5度目となった青森ですがやっぱり遠くまで来たなあという実感はします。もうひとつ奥の北海道だとさらに遠いのですが、何となく新しいという感じがしてきます。アイヌという民族的な意味もあるかもしれませんが、北海道と青森とでは同じ遠さでも違うような感じが僕にはあるんですね。演歌にしても青森は寂しく、北海道は希望に満ち溢れたそんな歌からうかがえると思えます。

 今回の青森では弘前での観光を重視しましたので青森市内で新しく観光したところはありません。つまり海鮮丼と散歩だけというわけですね。過去の青森旅では常に急いでいましたので初めてゆっくりと周れたと思います。海鮮丼は期待通りにおいしかったですからまた食べに行きたいです。

 一方、重視した弘前では「弘前市立観光館」「弘前城」「津軽藩ねぷた村」そして郷土料理と4つ周ったわけですが、いずれも中途半端に終わってしまいました。不満はないことはないのですが、もう少し上手く時間配分できればと思いました。最後の郷土料理に時間を貯金していたのですが、それを暇つぶしに変わってしまっては失敗でしたね。こういうときのための観光案内所での地図入手が重点を置くのですが、肝心の案内所が地図や情報を1枚も配布していないとなると計画は一気に崩れます。僕も旅行前に必要最低限度の知識は頭の中に入れていましたが、それでも足りなかったということですね。

 これで06年の春旅は全て終えました。4週連続で旅行したわけですから満足です。次の夏旅は頭を空っぽにして思いついたところからルートを組み立てて行きたいと思いますので、しばらくはオフシーズンに突入します笑。

(06年4月19日作成)





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