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乗り継ぎ割り引きとは


はじめに
  乗り継ぎ割引とは、
1、「新幹線と在来線特急・急行」
2、「本州内特急とJR北海道内の特急・急行」
3、「寝台特急サンライズ瀬戸とJR四国内の特急」の3つがあります。それぞれにおいて後者側(1は在来線特急、2はJR北海道の特急・急行、3はJR四国の特急)の特急料金が半額になります。なお、乗る順序は逆になっても適用されます。つまり順序が逆だからといって、新幹線の特急料金が半額にはなりません

 特急・急行料金を半額にする手順は、指定席の場合は、通常期の指定席特急料金±閑散期・繁忙期増減÷2で求められます。自由席の場合は、通常期の指定席特急料金−510(自由席)÷2で求められます。

 なお、乗り継ぎ割引を適用する場合には、前もって(最初の購入時)に最初に乗る列車と乗り継いで乗る列車のきっぷを同時に購入しておく必要があり、乗車後には適用されません

 特急グリーン車(個室を除く)を利用する場合や、特急寝台(2人用の個室を除く)を利用する場合も、特急料金分が半額になります。グリーン料金や寝台料金が半額になるわけではありません。

 新幹線が「自由席」、乗り継いで乗る特急が「指定席」であるなど、「自由席」と「自由席」、「指定席」と「自由席」、「指定席」と「指定席」など、自由席か指定席かかかわらずに適用されます。

 なお、乗車券の乗り継ぎ割引は、他社線と相互乗り入れを実施する私鉄の一部で適用されていますが、JRの場合は他社線に乗り入れても通しの運賃で計算しますので乗り継ぎ割引はありません。

目次
「新幹線と在来線特急・急行」の乗り継ぎ割引とは
「東海道・山陽新幹線」+「リレーつばめ」+「九州新幹線」などを乗り継ぐ場合
「本州内特急とJR北海道内の特急・急行」の乗り継ぎ割り引きとは
「寝台特急サンライズ瀬戸とJR四国内の特急」の乗り継ぎ割引とは
「新幹線などを含まない特急同士の乗り継ぎ」について
「第3セクターを経由する場合の乗り継ぎ割り引き」について

 「新幹線と在来線特急・急行」の乗り継ぎ割り引きとは

 新幹線の停車駅から在来線の特急へ(またはその逆)乗り継ぐ場合に適用されます。例えば東京から京都駅まで新幹線を利用して、京都駅から特急「きのさき」を利用すると「きのさき」の特急料金が半額になります。基本的には新幹線と在来線が接続していることが条件となりますが、例外として、岡山駅で下車後、快速「マリンライナー」など在来線で瀬戸大橋を渡り、坂出駅(松山・高知方面へ)または高松駅(徳島方面へ)から乗り継ぐ場合も適用されます。他にも大阪駅から新大阪駅を在来線で移動する場合も適用されます。例えば、特急「はまかぜ」は終着駅が大阪駅ですが、大阪駅から在来線を利用して新大阪駅へ向かい、新大阪駅から東京へ新幹線を利用した場合でも、「はまかぜ」の特急料金は半額になります。

 しかし、JR東日本内の新幹線で適用される駅は東北新幹線の「八戸駅」、上越新幹線の「越後湯沢駅」・「長岡駅」・「新潟駅」、長野新幹線の「長野駅」の5駅のみです。つまり、上野駅から新幹線で大宮駅まで利用しても、大宮駅から出る特急「草津」などの特急料金は割り引かれないということになります。

 秋田新幹線や山形新幹線は、それぞれ盛岡駅と福島駅から在来線特急となりますが、乗り継ぐということは乗り換えなしでそのまま移動するということですので、あらかじめ割り引かれた料金を利用しており、さらに割り引くことはありません。しかし、きっぷは直通のきっぷとして「東京から山形まで」の1枚のきっぷですみますが、払い戻しの際には、1つの新幹線のみとしては考えずに、(盛岡・福島からあるいはその逆からの)在来線特急と(盛岡・福島まであるいはその逆からの)新幹線の2つとして考えるため、2重に手数料がかかることになります。

 ここまでは新幹線と在来線特急を1回乗り継いだだけの例ですが、在来線特急・急行⇔新幹線⇔在来線特急・急行と乗り継いだ場合は、両端の特急・急行料金のうち、高いほうが半額になります。例えは下で述べます。

 乗り継ぎ割引を適用する際には、新幹線から在来線へ乗り継ぐのが最初の乗車日に次の列車に乗り継ぐという条件があります。ただし、在来線から新幹線に乗り継ぐ場合や、博多→熊本を結ぶ「有明41号」が0:06に発車しますので、改札口を出ずに乗り継ぐ場合は「有明41号」が割引になります。なお、在来線から新幹線へは乗車当日または翌日でも適用されます

それではここでも計算してみましょう。

A 通常期に東京駅から京都駅まで新幹線「ひかり」自由席を利用して、京都駅から城崎駅まで特急「きのさき」指定席を利用する場合のそれぞれの特急料金。

 東京駅     ひかり(自由席)     京都駅   きのさき(指定席)   城崎駅
  └────────────────┼──────────────┤
                                  158.0営業キロ

 「ひかり」は時刻表の新幹線特急料金早見表から5240円。これは指定席ですから自由席に510円を引いて4730円となります。
 「きのさき」は京都〜城崎の営業キロは158.0kmとなり、特急料金は2190円となりますが、乗り継ぎ割引を適用するので1090円となります。


B 繁忙期に新大阪駅から岡山駅まで新幹線「ひかり」を利用し、岡山駅から快速マリンライナーを利用して坂出駅へ。坂出駅から特急「いしづち」指定席を利用して松山駅へ行く場合の特急いしづちの特急料金。

 新大阪駅  「ひかり」   岡山駅  快速「マリンライナー」  坂出駅  「いしづち」   松山駅
   └──────────┴──────────────┴─────────┘

 「ひかり」と「マリンライナー」の詳細は今までの説明した方法と同じなので略します。なお、この時のマリンライナー指定席およびグリーン料金は割り引かれません
 坂出〜松山の営業キロは173.1kmですので、指定席特急料金は2610円。繁忙期ですので200円増しの2810円。乗り継ぎ割引が適用されて1400円となります。


C 通常期に長野駅から名古屋駅まで特急「ワイドビューしなの」を利用し、名古屋駅から京都駅まで新幹線を利用し、京都駅から和歌山駅まで特急「オーシャンアロー」を利用した場合。
 これは、長野〜(在来線特急)〜名古屋〜(新幹線)〜京都〜(在来線特急)〜和歌山というように、新幹線を挟んで両端に特急を利用するケースです。

 長野駅    「WBしなの」   名古屋駅  「新幹線」   京都駅  「オーシャンアロー」  和歌山駅
   ├─────────────┼──────────┼─────────────┤
         250.8営業キロ                           114.8営業キロ

 長野〜名古屋は250.8営業キロ。京都〜和歌山は114.8営業キロです。特急料金を調べてみると、ワイドビューしなのを利用した方が高くなるとわかります。従って、ワイドビューしなのの特急料金は2820円ですが、乗り継ぎ割り引き割引が適用されて1410円です。一方、オーシャンアローは割り引かれず、1870円のままです。
 「東海道・山陽新幹線+「リレーつばめ」+「九州新幹線」などと乗り継ぐ場合は
 04年3月13日に九州新幹線が開業しました。今までは博多〜西鹿児島(現:鹿児島中央)を特急「つばめ」が結び、東海道・山陽新幹線との乗り継ぎ割り引きも簡単でした。しかし、新八代〜鹿児島中央駅が新幹線となり、乗り継ぎ割り引きも変化しました。
 結論から言うと九州新幹線の乗り継ぎ割引は、「リレーつばめ」のみ適用されます。しかし、「リレーつばめ」と「九州新幹線」を乗り継いだ場合の特急料金の合計は、「リレーつばめ」の半額ではなく、特定の特急料金が設けられています。なお、九州新幹線には乗車せずに「リレーつばめ」のみに乗車した場合は、「有明」などと同じく通常の特急料金が適用されます。
 要するに今までの「つばめ」に新幹線が加わったことにより特急料金がやや値上げされたと考えればいいです。
 「リレーつばめ」と九州新幹線「つばめ」を乗り継いだ場合の特急券の印面は、1枚のきっぷに「リレーつばめ」と「つばめ」の乗るべき列車名が印字されており、特急券を2枚持つ必要がありません。
 また、九州新幹線には繁忙期や閑散期の設定はなく、通年同一料金となっています

1、「九州新幹線」+「リレーつばめ」の場合
 「九州新幹線」と「リレーつばめ」をひとつの列車とみなし、「特定の特急料金」という使い方をします。

    鹿児島中央駅              新八代駅               博多駅
        ├─────────────┼─────────────┤
            九州新幹線「つばめ」          「リレーつばめ」
    →「つばめ」と「リレーつばめ」を乗り継ぐ特定の特急料金として扱われる。
    =4060円

2、「九州新幹線」+「リレーつばめ」+「東海道・山陽新幹線」の場合
 この場合は「リレーつばめ」の乗り継ぎ割り引き対象列車が「九州新幹線」ではなくて「東海道・山陽新幹線」と考えると間違えなくなります。そして「九州新幹線」の特急料金は、正規の特急料金ということになります。

  鹿児島中央駅       新八代駅           博多駅            新大阪駅
     ├─────────┼──────────┼───────────┤
         「つばめ」          「リレーつばめ」       「山陽新幹線」
    →東海道・山陽新幹線の乗り継ぎ割引のルールが適用される。
    =5240円(山陽新幹線「ひかり」)+1090円(「リレーつばめ」)+2910円(「つばめ」)
    =9240円

3、「九州新幹線」+「リレーつばめ」+「東海道・山陽新幹線」+「在来線特急・急行」の場合
 この場合は「九州新幹線」と「リレーつばめ」、「東海道・山陽新幹線」と「在来線特急・急行」と分けて考えると、「リレーつばめ」が特定の特急料金が適用され、「在来線特急・急行」が東海道・山陽新幹線の乗り継ぎ割引制度を利用した半額ということになります。

  鹿児島中央駅       新八代駅         博多駅         岡山駅         高知駅
      ├─────────┼────────┼────────┼────────┤
         「つばめ」         「リレーつばめ」   「山陽新幹線」       「南風」
    →「リレーつばめ」は特定特急料金、「在来線特急」は東海道・山陽新幹線の乗り継ぎ割引を適用。
    =4060円(「つばめ」+「リレーつばめ」)+4920円(山陽新幹線「ひかり」)+1300円(「南風」)
    =10280円

4、「九州新幹線」+「リレーつばめ以外の在来線特急」の場合
 リレーつばめ以外の在来線特急とは「九州横断特急」「くまがわ」「はやとの風」「きりしま」があります。前2つは新八代駅、後ろ2つは鹿児島中央駅でそれぞれ九州新幹線に接続します。しかし、九州新幹線の乗り継ぎ割引は適用されませんので4つの特急料金は通常の特急料金となります。
 ただし、「九州横断特急」と「くまがわ」を鹿児島本線内のみ(熊本〜新八代)を利用して九州新幹線に乗り継ぐ場合は、「リレーつばめ」と同様の扱い(上記1と同じ)であると考えられます。

   鹿児島中央駅        新八代駅              別府
      ├──────────┼───────────┤
            「つばめ」          「九州横断特急」
    →「リレーつばめ」以外の在来線特急・急行では通常の特急料金が適用される。
    =2910円(「つばめ」)+2180円(「九州横断特急」)
    =5090円

5、「リレーつばめ」+「九州新幹線」+「在来線特急」と乗り継ぐ場合
 4で述べたように「九州新幹線」には乗り継ぎ割り引きは適用されませんので、「在来線特急」には乗り継ぎ割引は適用せず、「リレーつばめ」だけが割引(特定の特急料金)となります。

   博多駅            新八代駅         鹿児島中央駅          吉松
     ├──────────┼──────────┼──────────┤
          「リレーつばめ」       「つばめ」           「はやとの風」
    →「リレーつばめ」は特定特急料金が適用されるが、在来線特急は通常の特急料金である。
    =4060円(「つばめ」+「リレーつばめ」)+1000円(「はやとの風」)
    =5060円

 「本州内特急とJR北海道内の特急・急行」の乗り継ぎ割り引きとは
 本州内の特急とJR北海道を乗り継いで利用される場合に適用されます乗り継ぎ駅は青森駅、函館駅、五稜郭駅です。
 例えば、青森駅から特急を利用して函館駅まで移動し、乗り継いで札幌駅まで行く場合は、函館〜札幌の特急料金が半額になります。ただし、秋田駅から青森駅まで移動し、乗り継いで函館駅まで行き、さらに乗り継いで札幌まで行く場合は、青森〜函館が割引となり、函館〜札幌は割り引かれません。つまり、割引は本州〜函館駅・五稜郭駅直通を除いて北海道内に入る最初(あるいは最後)に乗り継ぐの特急・急行が対象になります。
 ただし、東京駅などから東北新幹線を利用して八戸駅へ、乗り継いで函館駅まで直通、その後さらに乗り継ぐ場合は、新幹線の乗り継ぎ割引が適用される事になりますので、八戸〜函館および、函館〜札幌などの特急料金が割り引かれます。
 乗り継ぎ割り引きの適用駅は、前述の通り青森駅、函館駅、五稜郭駅の3駅のみですので、寝台特急で札幌まで直通し、そこから乗り継ぐ場合は適用されません。例えば「トワイライトエクスプレス」で札幌駅まで行き、そこから稚内行きの「スーパー宗谷」への乗り継ぎ割引はないということです。

それではここでも計算してみましょう。
A 通常期に函館駅から特急「スーパー白鳥」を利用して青森駅へ。青森駅から特急「つがる」を利用して弘前駅へ行く場合のそれぞれの指定席特急料金。

 函館駅   「スーパー白鳥」     青森駅   「つがる」   弘前駅
  └───────────────┴──────────┘

 割引対象となるのは「スーパー白鳥」の函館〜青森です。ですから、通常期指定席特急料金は2190円ですので、半額して1095円。10円以下は切り捨てなので1090円となります。一方、「つがる」は割り引かれませんので1010円です。

B 閑散期に東京駅から東北新幹線を利用して八戸駅へ。八戸駅から特急「スーパー白鳥」を利用して函館駅へ。函館駅から特急「スーパー北斗」を利用して札幌駅へ行く場合のそれぞれの指定席特急料金。

 東京駅    「新幹線」   八戸駅  「スーパ白鳥」  函館駅  「スーパー北斗」   札幌駅
   └───────────┴──────────┴────────────┘

 上でも説明したように、割引対象となるのは八戸〜函館および函館〜札幌です。
 八戸〜函館は、通常期の指定席特急料金は2400円です。閑散期なので200円を引いて割り引くと1100円です。
 函館〜札幌は、通常期の指定席特急料金は3030円です。同様に割り引いて、1410円です。
 東北新幹線を利用した東京〜八戸は、無割引なので閑散期の指定席特急料金は5800円です。
 「寝台特急サンライズ瀬戸とJR四国内の特急」の乗り継ぎ割引とは
 東京駅から高松駅へ向かう寝台特急が、坂出駅か高松駅で乗り継ぎ、さらに移動する場合のJR四国内での特急料金が割り引かれます。もちろんJR四国内の特急からサンライズ瀬戸に乗り継ぐ場合も、JR四国にて最後に乗り継いだ特急が割り引かれます。
 計算の方法は、今まで説明したことと同じなので省略します。
 「新幹線などを含まない特急同士の乗り継ぎ」について
 特急・急行を利用する際には1列車につき特急券が1枚必要である、という原則があります。つまり、特急を乗り継ぐ場合はそれぞれにおいて乗車区間の特急料金を払わねばなりません。
 数年前には「大阪〜青森」を直通で結んでいた特急「白鳥」がありました。しかし、現在は廃止され、大阪から青森まで行くためには「大阪〜金沢(雷鳥)」「金沢〜新潟(北越)」「新潟〜青森(いなほ)」の3枚分の特急券が必要となりました。結果として、3660円で済んだ通常期指定席特急料金が、2820円(大阪〜金沢)+3030円(金沢〜新潟)+2930円(新潟〜青森)=8780円と2倍以上値上げされた事になります。運賃は大阪〜青森まで直通で計算すればよいので変わりません。


 大阪駅   「白鳥」(廃止)    青森駅
   ├─────────────┤
           3660円

             ↓

 大阪駅  「雷鳥」 金沢駅  「北越」  新潟駅  「いなほ」 青森駅
   ├───────┼────────┼────────┤
      2820円        3030円         2930円     =8780円に!! 


 基本的には前述の通りですが、例外として、JR西日本の山陰本線・福知山線福知山駅を乗り換え駅として、城崎〜福知山〜京都・大阪において停車駅相互を福知山駅で改札を出ないで特急列車を乗り継ぐ場合は、1つの列車に乗車しているとみなして、特急券も1枚で済みます。例えば、大阪駅から城崎駅へ行きたいのに、大阪駅から福知山駅経由で城崎駅には行かないで宮津駅に行く特急「タンゴエクスプローラー」に乗車した場合、京都から来た特急「きのさき」に福知山駅で乗換えをしても特急料金は大阪〜城崎のみで乗車できます。つまりこれは「乗り継ぐ」じゃなくて、「乗り換え」という意味です。
 他にも、JR九州日豊本線で大分駅か別府駅で改札を出ないで「にちりん」と「ソニック」とを乗り継ぐ場合も適用されます。これは、基本的に「にちりん」は宮崎駅〜小倉駅、「ソニック」は博多駅〜大分駅が運行範囲のため、博多駅と宮崎駅を直通で結ぶ電車がほとんどなく、追加料金の負担をなくすために設けられています。

 「第3セクターを経由する場合の乗り継ぎ割り引き」について
 中には第3セクターを経由する特急もあります。例えば、智頭急行を経由する「スーパーはくと」、北越急行を経由する「はくたか」などがあります。
 これらは例えば新幹線姫路駅からスーパーはくとに乗り継いで鳥取駅へ行く事もあります。その際には、乗り継ぎ割引の適用から、スーパーはくとの特急料金は半額になります。しかし、注意するのは、智頭急行線内。智頭急行線はJR線ではありませんので割り引かれません。従って、割引計算をする際には、智頭急行線は全て別に考える必要があります。姫路駅から鳥取駅まで乗車した場合、JR線では1660円が通常期指定席特急料金となり、智頭急行線内の510円と合わせて2170円が姫路〜鳥取の特急料金となります。しかし、乗り継ぎ割引をすると1660円が対象となって半額の830円に、割り引かれない智頭急行線の510円を足して1340円が乗り継ぎ割引になります。


  某駅    「新幹線」   姫路駅  (JR線) 上郡駅 (智頭急行線)  智頭駅 (JR線)  鳥取駅
   ├──────────┼────────┼──────────┼───────┤
                                     割引適用はなし
 つまり、新幹線の乗り継ぎ割引を利用した特急「スーパーはくと」の特急料金は
   新幹線・・・割引なし
   スーパーはくと・・・
    JR線:姫路駅〜上郡駅+智頭駅〜鳥取駅=66.7営業キロ=1660円→830円(乗り継ぎ割り引き)
    智頭急行線:上郡駅〜智頭駅=510円(通年)
   スーパーはくとの通常期指定席特急料金=1340円
    なお、乗車券は「某駅〜上郡駅」+「智頭駅〜鳥取駅」を通算して計算します。

 まとめると、間に第3セクター線を挟む際には、運賃も料金(グリーン料金も含む)も、乗り継ぎ割り引きも別にして考えなければなりません。






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