HPトップ旅行の相談室>交通手段の長所と短所

交通手段の長所と短所




 今までの旅行では様々な種類の乗り物を利用しました。その経験からわかった長所と短所を独断で考えてみました。あくまでも独断ですので、僕が短所だと思う箇所でも、みなさんにとっては長所だと思う事もあるかもしれません。でも、結局全ての乗り物はそれぞれ素晴らしい旅の演出をしてくれたので、甲乙つけ難いものです。
 なお、飛行機は今のところ利用していませんので書いていません。
 普通電車 編(JR線)

 通勤に旅行によく使われるからこそ・・・

  長所・・・
1、青春18きっぷ利用により1日2300円でどこでも行ける。
2、速度もゆっくりなので車窓からの景色はじっくり見られる。
3、土地の人々とのふれあいがしやすい。
  
  短所・・・
1、地方へ行くと1両編成という所もあり、座れない時もある。
2、目的地が遠いほど時間がかかり、乗り換えも多い。
3、通勤・通学時は満員電車等、独特の雰囲気があり、旅行気分でない。 


普通電車の楽しみ方
 都会部では乗客の混み具合によりますが、混んでいる時は荷物は膝の上か、網棚の上に置きましょう。リュックサックを背負っているとその分狭くなって迷惑になります。床の上はやむをえないでしょう。
 乗車中は駅ひとつひとつに止まります。止まるごとにホームには周りの観光名所案内板があると思いますので、自分が知っている観光地の最寄り駅を止まると「この駅からなんだ」と楽しみましょう。田舎部での長時間の停車であれば、空気がおいしい(特に夜)ので体操などしながらリフレッシュしましょう。また、青春18きっぷなど途中下車可であれば、待ち時間の間にいったん改札口を出て、駅前観光もできます。地方によってはお国言葉(方言)も飛び交うところもあるでしょう(耳の不自由な僕の場合は手話ですが、地方独特の現し方らしく読み取れませんでした・・・)。

利用実績(線名を入れると多すぎますので省略します)

 普通電車 編(第3セクター線) 
 廃線を免れた元国鉄の悲しさ。

  長所・・・
1、全線ローカル線なのでのんびりとした旅ができる。
2、バスよりも運行距離が長いので、都会への主な足になる。
3、JR線からの乗り入れもあって場合によっては便利である。

  短所・・・
1、運賃が国鉄(JR)時と比べて若干値上げされている。
2、運行数が少ない。
3、JRからの乗り入れの場合は別運賃料金を請求される。

第3セクター線の楽しみ方
 第3セクター線とは、元国鉄のJR化晩年に多くの赤字路線が廃止、バス転換となりましたが、渋滞のあるバスでは不安なため、地元出資で線路を引き継いだ会社を指します。元国鉄と言うこともあって、多くの路線ではJR車両も乗り入れたり、接続駅では共同利用したりと温情がありますが、やはり赤字路線。運営は年々厳しくなりつつあり、再び廃線の危機の声もあります。
 第3セクター線は主として田舎部にあります。従って、のんびりとしたローカル線を走っていることになり、旅情ムードは満点だと思います。途中下車するとさらによいのですが、やはり運行数の少なさから次の電車の時間を考慮に入れて観光してください。

利用実績
 智頭急行、伊勢鉄道、三木鉄道、土佐くろしお鉄道(窪川〜宿毛)、高千穂鉄道
 私鉄電車 編 
 細かく停車するのが最大の利点と欠点。

  長所・・・
1、駅が多いので目的地への交通手段が広がる。
2、最近は1枚のカードで他社にも乗れる企画カードが増えている。
3、JRと並行すると運賃が安い場合が多い。

  短所・・・
1、細かく停車するために時間がかかる。
2、都会に集中するので田舎ではほとんどない。
3、どの会社も経営が苦しく、その為にサービスが悪いらしい。

私鉄電車の楽しみ方
 私鉄電車とは、JR線・第3セクター線以外の会社を指します。ほとんどの電車は自社の線路を有し、JR線に乗り入れない事が多いです。また、JR線と並行すると速さと便利さから乗客は私鉄ではなくJR線を選ぶことが多いので、経営が苦しい会社が多いようです。そのためにJRから乗客を呼び込もうと様々な割引サービスなどを実施しています。
 乗車中の楽しみ方は、JR線の普通電車と同じです。大きな違いは、例えばJR線では2駅の間に私鉄線は2つ以上の駅が停車するなど、その駅数です。つまり、近くのJR線が使えなくとも私鉄線ならば乗れる地域密着型の電車ということです。

利用実績
 山陽電鉄、北神急行電鉄、能勢電鉄、大阪モノレール、京阪電鉄、阪急電鉄、神戸高速、神戸電鉄、近畿日本鉄道、泉北高速鉄道、阪神電鉄、南海電鉄、別府鉄道(廃線)、叡山電鉄、京福電鉄(嵐山線、永平寺線)、長野電鉄
 特急電車 編
 速いけど何かが足りない・・・

  長所・・・
1、各停よりも早い時間で目的地へ行ける。
2、目的地までの乗換えが少ない。
3、地方では普通電車よりも本数が多い場合がある。

  短所・・・
1、特急料金が高い。
2、特急料金を払ったのに座れないとつらい。
3、人によっては車内での過ごし方に困る。


特急電車の楽しみ方
 路線によってはビジネス用の特色が強いですが、観光客も同じくらいいると考えましょう。特急電車では進路方向に向かって、座席がならんでいるので、普通電車のように横に長い椅子席(ロングシート)や4人向きあう席(ボックス席)ではないので、駅弁を食べるには絶好の環境です。ただし、自由席であれば通路に立つ人も出てくるので少し抵抗があるかもしれませんが・・・
 乗車中はほとんどの駅を通過し、観光地や主要地しか停車しません。短距離であれば駅弁を食事する時間と同じくらいに目的地に到着しますが、長距離であれば車内では暇を持て余すと思います。その時は、車内を探検してみてください。電車によってはビュッフェがあったり、展望室があったりして1両1両雰囲気が違います。また、座席に座っていても、車両前部の電光掲示板より、観光案内が流れたりします。

利用実績
 スーパーはくと、雷鳥、スーパー雷鳥(廃止)、つばめ、にちりん、ハウステンボス、ドリームつばめ、ドリームにちりん(当時、つばめ型)、にちりんシーガイア(当時、つばめ型)、かもめ、みどり、スーパーおおぞら、スーパー宗谷、スーパー北斗、はつかり、オホーツク、日本海、オーシャンアロー、タンゴディスカバリー
 新幹線 編
  世界に誇る新幹線。評価は難しいでしょう。

  長所・・・
1、特急よりもさらに速い。
2、停車駅が少ない場合もあるので、停車際の乗降客の騒がしさがない
3、特急の少ない東北地方では非常に便利である。

  短所・・・
1、路線が少ない。
2、ビジネスマン用という意味合いが強く、居心地が悪い時もある。
3、防音壁・トンネルが多い箇所もあり、眺めは良いとは言い難い。


新幹線の楽しみ方
 新幹線は特にグリーン車ではビジネスマン用という色が濃いようです。特急電車と同様ですが、グリーン車は政治家や有名人などもグリーン車を普通のように利用していますので、もしかしたら出会えるかもしれません。
 乗車中の楽しみ方はそのスピード感です。500系「のぞみ」の最高時速300kmは、ローカル線の普通電車は約60kmの約5倍あります。場所によっては、並行する電車と競争するシーンもあったりとそのスピード感を実感できるでしょう。ただし、夜間やトンネル内、防音壁区間ではそのスピード感を実感できる景色は見られないのが欠点です。その場合はすれ違いの速さを実感してください。500系のぞみ同士のすれ違いでは600kmという速さです。

利用実績
 0系、100系、300系(東海道・山陽新幹線全線)、グランドひかり
 寝台電車 編
  昔と比べて激減しましたが、旅行にはこれ!!

  長所・・・
1、見送りの情景は一番似合う。
2、ビジネスマンは少なく、旅情ムードは満点。
3、揺れなどはほとんどなく、安心して寝られる。

  短所・・・
1、6300円からの高額な寝台料金が別に必要となる。
2、東京発は到着時間が昼前になる。
3、発着駅が少なく、深夜帯に通過する中国地方、東海地方、北関東周辺等は利用しにくい。


寝台電車の楽しみ方
 ダイヤはほとんど、夕方発早朝着か夜発昼前着となっているので、ビジネスマンからすると非常に乗りにくいため、乗客のほとんどは観光客とみていいでしょう。また、「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」「カシオペア」「夢空間」は元から観光客をターゲットとしているので、さらに乗りやすいと思います。
 乗車中の楽しみ方は、その独特の雰囲気です。これから旅に向かうんだという期待感を乗客全ての人たちが持っているので、心配りしてくれる点もあります。旅行というのは嫌な思い出を残さない。寝台電車がその例です。
 注意点としては一昔は当たり前だった食堂車は、上記の寝台列車以外では姿を消してしまい、車内販売も一部の列車で翌朝に行われることが多いので、食事は前もって駅弁そして飲み物などを用意しておくことが望ましいです。

利用実績
 なは(三ノ宮〜西鹿児島)、オホーツク(札幌〜網走)、まりも(札幌〜釧路)
 路面電車 編
  道路を走ってる感じは別の面白さがあります。

  長所・・・
1、道路上では並行する車と同じ交通ルールなのが面白い。
2、渋滞で立ち往生しやすい路線バスよりも早く着く。
3、熊本市などではバリアフリー対応車両が導入されていて使いやすい。

  短所・・・
1、道路ではなんとなく威張ってそうで、クラクションを鳴らしすぎる。
2、運賃がやや高い場合もある。
3、車体の年代が古い。

路面電車の楽しみ方
 路面電車は道路の上に電車が走っている感じです。近畿圏で言えば、大阪の阪堺電気軌道、京都では京福電鉄、滋賀では京阪電車などが例です。いずれも電車用の信号のほか、車用の信号にも合わせて動きます。
 乗車中の楽しみ方は、車と間近に動いていることでしょう。普通、電車といえば柵で区切られて電車専用の道を走っていますから、路面電車は柵もないのでダイナミックです。
 昔は電車といえばほとんど路面電車で、京都市内でも市バスではなくて市電が走っていました。近年の環境保護の観点から、排気ガスのバスから電気で動く路面電車へ、という計画も各地で起きています。また、熊本市内を走る路面電車などではライト・レール・トランジット(LRT,低床車両)の導入も増えており、環境に優しく、かつ高齢者にも優しい乗り物となっています。

利用実績
 鹿児島、熊本、長崎、広島、岡山、函館、阪堺軌道、京福電鉄
 地下鉄 編  
  網目の路線がその特徴。

  長所・・・
1、バスのような渋滞の心配が無い。
2、台風時でも運行している。
3、バスと同じくらい駅が多い。

  短所・・・
1、東京や大阪はあまりにも複雑すぎる。
2、ホームは騒がしいし、風が強い。
3、私鉄電車が乗り込む例もあり、行き先に不安を覚える場合もある。

地下鉄の楽しみ方
 地下鉄は主に大都市にあります。地下鉄とはいえども、中心部のビル街など密集地を過ぎると地上に出る場合もあります。大阪や東京は路線数が多すぎるので、観光客を含む初心者にはわかりにくいと思います。 つまり、地下鉄は主に通勤・通学など日ごろから利用している人たちのためにあると考えるほうがよいでしょう。
 乗車中の楽しみ方は、全線にわたって周囲がトンネルですので特にありません。駅名が観光地と結びつかないことも多いですので注意してください。

利用実績
 福岡、神戸、大阪、京都、名古屋、東京、仙台、札幌
 路線バス 編
  使いようによっては非常に便利です。

  長所・・・
1、バス停の数が非常に多く、観光地まで行きやすい。
2、観光地が多い都市では1日乗り放題カードなどを発行しており、お得である。
3、行き先が多いので、電車とは違った景色が楽しめる。

  短所・・・
1、朝夕のラッシュに弱い(渋滞によるダイヤの遅れ、満員による乗車拒否など)。
2、中にはマナーの悪い運転手もいる。
3、途中のバス停がわからないので乗るのに戸惑う場合もある。

路線バスの楽しみ方
 路線バスは一般路線を走るバスです。観光に生活に電車とならんで重要な足となります。また、停留所も多いので、安上がりとなる反面、地方へ行くと便数も注意する必要があるでしょう。旅先では、このように帰りのバスの乗車時間を考慮に入れながら慎重に楽しむことを心がけてください。たとえば宗谷岬では特急列車の稚内駅到着に合わせて発車しますので1日4往復しかありません。
 乗車中の楽しみ方は、さまざまな風景です。路線バスでは電車と違って、観光地を間近まで接することができるので、電車よりも接近感を実感できると思います。

利用実績
 ほとんどの観光地で利用あり。
 昼行高速バス 編
 高速道路利用ならばでの・・・

  長所
1、電車とほぼ同じ運賃でも乗換えがいらない。
2、地方では主要な交通手段になる。
3、バスなので窓の位置が高くなり、眺めも良い。

  短所
1、ほとんどが高速道路上で、停留所の場所が悪い。
2、都市間連絡といった意味合いが強く、県庁所在地にしか止まらないのが多い。
3、渋滞に弱い。特に帰省ラッシュや積雪に要注意。

昼行高速バスの楽しみ方
 昼行高速バスは、道中のほとんどを高速道路上を走り、昼間の遠距離移動では電車とならんで移動手段が多いと思います。しかし、電車と並行すると運賃が高いと考えているのか、乗車率は意外と少ないです。また、バスの欠点は揺れですが、高速道路上では進路変更はほとんどありませんので、道路の継ぎ目を拾う揺れくらいです。ただし、日曜・休日には各地で渋滞しますので、余裕を持って乗車されることをおすすめします。
 乗車中の楽しみ方は、山中を通ることが多いと思いますので緑を感じる事でしょう。また、途中でトイレ休憩などでパーキングエリアなどで停車するバスもありますので、短時間ですが食事もすることもできます。
 
利用実績
 名神ハイウェイバス(名古屋〜京都)、阿波エクスプレス(高速舞子〜徳島駅)、中央道昼特急京都号(京都駅〜新宿駅)
 夜行バス 編
 長所と短所がもっともはっきりします

  長所・・・
1、全国に路線が網羅しているので乗り換えなしで行ける。
2、電車を使う場合に比べて安い場合が多い。
3、早朝に目的地に着くので観光計画を立てやすい。

  短所・・・
1、途中で何度か休憩するので寝られない。
2、室内が非常に乾燥しやすい。
3、狭いし、前席の人のリクライニングシートの倒し具合によってまた寝苦しさが変わる。


夜行バスの楽しみ方
 夜行高速バスは、夜に乗車し車中1泊、翌朝に目的地に着くバスです。1泊して目的地への交通手段は他にも寝台電車や長距離フェリーがありますが、ちょうどいい時間に現地に到着し、路線数も圧倒的に多いです。運賃は寝台電車と長距離フェリーの間くらいです。バスによっては飲み物(お茶、コーヒー、ジュースなどどれか1種が多い)やおしぼりのサービスもあります。
 乗車中の楽しみ方は、正直に言うと特にありません。ゆったりとした3列独立シートがほとんどですが、前列の人がリクライニングシートを目一杯倒すと、シートがふとんみたいにかぶされますので足の身動きはほとんどできません。また、やっと寝られたと思ってもトイレ休憩でたびたび照明がついて起こされます。ちなみに大阪・京都〜東京では2回トイレ休憩があります。このように不便ですが、運賃の安さと便利さを考えると我慢はできるかもしれません。
 注意点として、車内は非常に乾燥しますので、のどが渇いたらすぐに飲めるようにペットボトルに入れた飲み物と、時期によっては夏なのに寒かったり冬なのに暑かったりするので、夏ならば長袖を冬ならば容易に着脱可能な衣類を着込んで温度調節できるようにしましょう。

利用実績
 ギャラクシー号(大阪あべの橋〜福島駅)、おけさ号(梅田3番街〜新潟駅)、アルペン長野号(梅田3番街〜長野駅)、ドリーム京都(東京駅〜京都駅)、ニュードリーム京都(新宿駅〜京都駅)、ルナメール(大阪駅〜紀伊勝浦駅、廃止)
 短・中距離フェリー 編 
  主に陸路のショートカットがその役割です

  長所・・・
1、遠回りとなる陸路のショートカットになる。
2、四国や北海道を中心に終日運航という会社もある。
3、電車やバスよりも安くなる。

  短所・・・
1、船がやや小さいので平常でも揺れる時もある。
2、短距離のために設備は最小限であるので、何もないフェリーもある。
3、なんとなくサービスが悪い。

短・中距離フェリーの楽しみ方
 短・中距離フェリーとは航路が300km以下のフェリーを指します。乗船時間がほとんどが1時間以内で到着するような短距離フェリーと、乗船時間が3時間ほどあって設備も長距離フェリーと遜色ない中距離フェリーにわかれます。九州〜四国、青森〜北海道などが終日運航の中距離フェリーに該当します。うまく利用すると宿泊代が浮きます。
 乗船中の楽しみ方は、乗船時間が短いですので夏ならばデッキに出て潮風を感じることでしょう。逆に冬は客室にて過ごさざるをえませんが、船内に各社が工夫をこらした展示物などもありますので、温かい飲み物を飲みつつ、リラックスすると良いでしょう。フェリー旅の最大の利点は、距離に関わらずストレスを貯めないことにあります。

利用実績
 たこフェリー、宇高国道フェリー、四国フェリー、ばにあ(東日本フェリー)、フェリー第8おおすみ(南海郵船)、フェリーせんしゅう(南海淡路ライン)、おれんじ8(四国開発フェリー)、ニューあしずり(宿毛観光汽船)、りつりん2・こんぴら2(ジャンボフェリー)
 長距離フェリー 編
 時間はかかるけど日常生活を忘れさせてくれる

  長所・・・
1、長距離系では運賃が一番安い。
2、目的地までリラックスしながら移動できる。
3、船内は意外と楽しめる。

  短所・・・
1、天候に弱い。特に冬の日本海は非常に荒れる。
2、出発できる港が限られている。
3、目的地まで時間がかかる。 


長距離フェリーの楽しみ方
 長距離フェリーとは航路が300km以上のフェリーを指しますが、一般的に夜発朝着の船内1泊で、1日1〜2便以下のフェリーだと思って下さい。出港できる場所は限られたり時間がかかりますが、長距離系では運賃が一番安く、また、開放感からストレスをほとんど貯めることなく移動できます。
 乗船中の楽しみ方は、フェリーによって船内設備が異なりますが、基本的にレストラン、大浴場、売店などがあり、ラウンジや喫茶店、イベントなどもあるフェリーもあります。船上は退屈だと思われがちですが、これらを利用することによって楽しめます。また、外界と遮断された状態でもありますので、自分を見つめなおす良い機会だと思います。
 注意点として、台風接近時は欠航になるフェリーが多いことです。また、週1便というようなフェリーは、欠航後に船はあるのかわからない事が多いので、事前に問い合わせてください。また、海が荒れる日、例えば冬の日本海は大揺れになる日も多く、いくら船酔いに強い人でも寝込んでしまうくらいですので、酔い止め薬を持参するのが良いでしょう。

利用実績は「船旅のススメ」をごらん下さい。
 タクシー 編
 便利な反面使いにくい代表です

  長所・・・
1、目的地を言うだけで乗り換えなしで行ってくれる。
2、深夜でも利用できる。
3、どこからでも乗車できる。

  短所・・・
1、運賃が高い。
2、交通・接客マナーの悪いタクシーが多い。
3、運転手によって細かい地理知識の違いがある。


タクシーの楽しみ方
 タクシーはその特徴として24時間どこからでも乗れるという点にあります。また、初乗り運賃は都会では高く、地方では安いです。その差はおよそ100円ほど。最近では規制緩和から一定の運賃を越えると割り引くサービスを実施している会社もあります。しかし、そのサービスは1万円以上からなど高額であるという点が大きなネックでしょう。一人だと高額にならざるを得ませんが、複数人で乗ると安上がりになるのが唯一の良い点だと思います。
 乗車中の楽しみ方はやはり運転手との会話だと思います。地元に精通している運転手ならば誰も知らない穴場を教えてくれるかもしれません。

利用実績
 舞鶴(東舞鶴駅〜新日本海フェリー)、小樽(新日本海フェリー〜小樽駅)、苫小牧(苫小牧駅〜太平洋フェリー)、志布志(志布志駅〜ブルーハイウェイライン西日本)






Copyright(C) mottakun、2002→、HPトップ