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特急券とは


はじめに
 特急券とは新幹線特急券(指定席、自由席)と在来線特急券(指定席、自由席)の4種類にわかれます。
 まずは、特急券の意味から説明をします。特急とは特別急行を意味し、急行の上等列車ということです。現在、急行は非常に少ないですが、急行も特急も普通電車よりも速く移動し、早く目的地に着けるというサービスを行う電車です。ですから、そのサービスを受けるために特急券や急行券を購入する必要があるのです。なお、発売に際しては特急は指定席、急行は自由席を基本としているようです。

 特急券の料金の求め方は、乗車券と同じく乗車駅から降車駅までの距離に応じて決まります。乗車券以外の特急券やグリーン券などの料金を求める際には、地方交通線であっても営業キロを利用する点に気をつけてください。特急券において乗車券との違う点がいくつかあります。
A特急券とB特急券とは
 1つめは、A特急料金とB特急料金に分かれていることです。A特急料金とは、言い方が悪いですがあまり稼げない路線で、特急版地方交通線のようなものです。ですから料金もやや高めに設定されています。それに対してB特急料金は大都市を中心に稼げる路線なので、特急版幹線だと思ってもいいでしょう。乗車した駅または降車した駅がB特急料金適用区間でも、適用限度駅を1駅でもはみ出すとA特急料金が適用されることになる点に注意してください。ですから、ブルートレイン(寝台特急)は、始発駅から終着駅まで乗ると、始発駅と終着駅がB特急料金区間であっても、道中はA特急料金区間を通っていますので、A特急料金が適用されることになります。

 臨時列車は特別な経路で運行するため、特急料金が時刻表に載っていないことがよくありますが、特急料金はその都度、特別に設けられるわけではなく、従来のA特急料金かB特急料金が適用されますので応用すればいいわけです。

 東京駅など〜成田空港駅を結ぶ「成田エクスプレス」と東京駅〜伊豆急下田駅を結ぶ「スーパービュー踊り子」は乗車区間がB特急料金区間にかかわらずA特急料金を適用します。なお、京都・新大阪〜関西空港を結ぶ「はるか」は対岸の日根野駅〜京都駅まではB特急料金が適用されますが、関西空港駅や米原駅まで足を伸ばすとA特急料金が適用されます。
会社によってB特急料金は変わる
 2つめは、同距離でも適用される特急料金が会社によって異なることです。A特急料金の場合は、JR北海道はB特急料金適用区間が中小国〜函館のみで残りはA特急料金区間です。JR北海道のみで150キロまでの料金はJR他社よりも安めに設定されています。150キロ以上ではJR6社共通のA特急料金を利用します。B特急料金は、「JR北海道・東日本」、「JR東海」、「JR西日本」、「JR九州」の3つに分かれています。ちなみにJR四国にはB特急料金は存在せず、四国内発着の全ての特急にA特急料金が適用されます。

 料金の幅は、A特急料金では50キロまで、100キロまで、150キロまで、200キロまで、300キロまで、400キロまで、600キロまで、601キロ以上の8種類が。B特急料金では50キロまで、100キロまで、150キロまで、200キロまで、300キロまで、400キロまで、401キロ以上の7種類があります。基本的には13種類の特急料金がありますが、一部の区間では距離が短いですが、お得な特急料金が存在しています。

 03年現在、B特急区間で2社ともB特急区間になる定期運行の列車は東京駅〜三島駅(〜静岡駅)を結ぶ「ワイドビュー東海」があります。熱海駅でJR東日本とJR東海に分かれ、静岡駅まで行くとA特急料金になるのですが、東京駅〜三島駅だとB特急料金です。この場合は、高いほうのJR東海のB特急料金を適用します。
例:51キロ〜100キロの指定席B特急料金
JR北海道、JR東日本 1410円
JR東海 1460円
JR西日本 1450円
JR九州 1420円
JR四国 A特急料金のみ

指定席特急料金はシーズンにより変動する
 3つめは、指定席を利用する場合はシーズン別に料金が変動することです。シーズンは利用者がもっとも多い12月25日〜1月10日・3月21日〜4月5日・4月28日〜5月6日・7月21日〜8月31日を「繁忙期」、逆にもっとも少ない1月16日〜2月・6月・9月・11月〜12月20日の平日を「閑散期」、「繁忙期」と「閑散期」以外の期日を「通常期」と3つあります。また、JR北海道のみやJR九州のみでは期日も独自でもっており、九州には繁忙期はありません。もちろん、九州から本州へや北海道から本州へは、先に述べたシーズン料金を利用します。3つの期間の意味は乗車する日が「繁忙期」の場合は通常期料金よりも200円増し、逆に「閑散期」は200円引きとなります

 自由席・グリーン席・寝台席を利用する場合はシーズンにかかわりなく通常期特急料金より一律510円(JR九州区間のみ利用は500円)引きとなります。グリーン席はこれにグリーン料金を寝台席はこれに寝台料金を加算してください。
新幹線の特急料金は別枠
 4つめは、新幹線は在来線特急とは別の特急料金を適用します。例えば、東京から博多までは1000キロ以上あり、A特急料金では601キロ以上の料金を適用して3660円ですが、別の料金を設けていますので8280円します。もちろん在来線の同距離であっても割高です。新幹線特急券の料金は時刻表のページにあるのでそれを参考にしてください。

 ここで注意があります。山形新幹線や秋田新幹線は名称上では新幹線を利用していますが、新幹線区間は東北新幹線と連結している時のみであって、山形新幹線は福島駅から新庄駅、秋田新幹線は盛岡駅から秋田駅は在来線特急扱いになります。つまり、新幹線を乗り換えする手間のない特急だと思えばいいでしょう。東北新幹線を乗り継ぐ場合は、別に指定した料金が適用されますが、山形新幹線(福島〜新庄)、秋田新幹線(盛岡〜秋田)のみではA特急料金が適用されます。普通の特急ですから自由席は510円引きです。
 また、2つの新幹線と東北新幹線を乗り継ぐ場合は、シーズンごとにそれぞれで割り引いたり割り増しします。ですから、東北新幹線区間は200円増減しますが、それ以外は140円増減します。また、自由席やグリーン席の場合は360円引き。となります。ですから、東北新幹線+山形・秋田新幹線を乗り継いで利用する場合は、繁忙期は340円(200円+140円)増し、閑散期は340円引き、グリーン席・自由席は870円(510円+360円)引きとなります。このようにややこしくなるのは、山形・秋田新幹線が在来線特急であることを意味しています。

 自由席の場合は通常期指定席特急料金からそれぞれ・・・

  東京駅   東北新幹線 「つばさ」   福島駅   ”スーパー特急” 「つばさ」   新庄駅
   ├────────────────┼─────────────────┤
            510円引き                       360円引き 
    東京駅〜新庄駅の新幹線自由席特急券=
        5680(通常期指定席特急料金)−(510「新幹線区間」+360「スーパー特急区間」)
        =4810円(通年)



 東海道・山陽新幹線で停車駅の都合上、「のぞみ」(指定席)から「ひかり・こだま」(自由席)に乗り継ぐなど、先と後とで指定席と自由席とで異なる場合、通しで指定席特急料金を適用します。つまり、一部区間でも「のぞみ」などの指定席を利用すると「ひかり」などの自由席を利用しても510円引きとはなりません。これは東北新幹線など他の新幹線や、一部の特急列車でも同様です。


  東京駅    「のぞみ」     名古屋駅      「ひかり」     米原駅
   ├─────────────┼─────────────┤
           指定席                  自由席 
   
       適用される特急料金は東京駅〜米原駅の指定席特急料金です



 以上の4つが乗車券と違うところです。また、新幹線から在来線への乗り継ぎまたはその逆をする場合においての割引がありますが、次回に続きます。それではここでも計算してみましょう。
例題
1、 京都駅から城崎駅までのシーズン別指定席特急券、また、自由席特急券
 京都駅から城崎駅まではJR西日本のB特急料金適用区間で、営業キロは158.0キロ。従って、通常期の指定席特急料金は2190円。繁忙期は2390円。閑散期は1990円。自由席は1680円です。
 なお、京都駅〜福知山駅を「はしだて」「たんば」を利用し、改札口を出ないで福知山駅〜城崎駅を「北近畿」で乗り換える場合も特例により通しの料金で計算します。この逆ルートも同じです。このような特例はほかにもあります。

2、 大阪駅から金沢駅までのシーズン別指定席特急券、また、自由席特急券
 大阪駅から金沢駅までは267.6営業キロ。大阪〜京都はB特急料金区間であるが、京都〜金沢はA特急料金区間であるので、A特急料金を適用する。従って、通常期の指定席特急料金は2820円。繁忙期は3020円。閑散期は2620円。自由席特急料金は2310円です。

3、 博多駅から由布院駅までのシーズン別指定席特急券、また、自由席特急券
 博多〜由布院を結ぶ特急「ゆふいんの森」を利用するとルートが、博多〜久留米〜由布院です。うち、久留米〜由布院は地方交通線で、乗車券を求める際は運賃計算キロを用いますが、特急券は全て営業キロで求めます。したがって、博多〜由布院の営業キロは134.8キロであり、その結果通常期の指定席特急料金は1870円。閑散期は1670円。自由席はJR九州のみ500円引きですので1370円。繁忙期はありません。

4、 大阪駅から熊本駅までのシーズン別指定席特急券、また、寝台を利用する場合の特急券
 大阪〜熊本を結ぶ寝台特急「なは」を利用するとします。「なは」には寝台車はもちろん、レガートシートと言う座席もあります。レガートシートは指定席特急と同じです。大阪駅から熊本駅までの山口県岩国駅〜櫛ヶ浜駅は、寝台列車が通過する幹線の山陽本線(65.4キロ)よりも、地方交通線の岩徳線(43.7キロ、換算キロは48.1キロ)を利用する場合のほうが安いので、特定区間の運賃計算として実際は山陽本線を通っているけれども、岩徳線を通過したとみなして計算します。したがって、料金も岩徳線を通過で計算します。その結果、736.9営業キロになります。ここでは特急料金を求めるので運賃は略します。大阪駅〜熊本駅はA特急料金を適用します。従って、601キロ以上ですので寝台を利用する場合は3150円。レガートシートを利用する場合は、JR九州内発でもJR西日本を基準にして通常期は3660円。繁忙期は3860円。閑散期は3460円になります。

5、 新幹線東京駅から山形駅までのシーズン別指定席特急券、また、自由席特急券
 新幹線の特急料金は在来線特急とは違って、別に設けてありますので、新幹線特急料金を求める際には、時刻表に階段状に書かれている表を乗車駅と降車駅を探して、それを表にて交わる箇所に運賃と特急料金がひと目でわかります。上段が運賃で下段が通常期の特急料金です。東京から山形駅を探すと、運賃が5780円で特急料金が5250円です。これは通常期ですので、繁忙期は340円増しの5590円。閑散期が340円引きの4910円。自由席が4380円です。






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